た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記(感想文との説も…)

明るい炭鉱

 ある日の本日の返却本?

 著者は、ここの理事長らしい:NPO法人炭鉱の記憶推進事業団

(いわば)地上の空間は、地下の石炭採掘の営みを反映した、うたかたの姿に過ぎない

 「日本の国土は鉱物の見本市」なんだと。ググってもそのものズバリはヒットせんが*1…あと、同じ鉱山でも金属と石炭では掘り方が違うらしい。

 本書によると、明治初期にwikipedia:お雇い外国人アメリカからたくさんやってきたのは、ちょうどその時期アメリカでwikipedia:フロンティアが消滅したから、とのこと。確かに、言われてみれば納得できる。

 wikipedia:SD採炭

 wikipedia:ボタ山 本書では、

(石炭の中の岩石を)東日本ではズリ、西日本ではボタと言った

とされてたが、ググっても真偽不明…最後の方でwikipedia:筑豊炭田の話をしてるのに「ズリ」って呼んでたし…

 wikipedia:函館本線の電化って1968年=僕が生まれる前だったか。なんか「祝・電化」みたいなのが記憶にあるんだが、オラの記憶違いですね…

 トンズラは死語ですか…「とんずら」とは?意味や使い方を解説! | 意味解説

炭鉱は、ただ単に地下で石炭を掘りだすだけでは成立せず、異なる立場の人たちの総合力が発揮された現場(なの)である

 

世の中にはいろいろな人がいて、うまく付き合っていくのは大変で面倒なことだが、生活の折々に良いこともあるので、再び前進する気力が出る/自分の置かれている環境は、常に変化するという心構えが必要だ

 当初、幌内からの鉄道は、石狩川河畔までの予定だったんだとか:8.幌内鉄道の敷設 | 三笠ジオパーク

 wikipedia:樺太は三井の島だったらしい。ググったらこの本の目次ヒット:国境の植民地・樺太 NOA-webSHOP | 塙書房

社会学の著作では、非常に鋭い視点で問題点を指摘しながら、「ではどうするのか?」という局面に来ると、途端に割り切れない部分が見えてくるものが多い

 本書に出てきた「互報性」をググるwikipedia:互酬に変換される…同じ意味?

 wikipedia:en:Peter Checkland 曰く、

状況は変化するものであり、その変化に伴って新たな対処しなければならないことが次々に出てくる。昨日の解決策が、今日は解決すべき問題とみなされるかもしれないのである

だそうだ。ソフト・システムズ方法論からの孫引きですが…

550万人道民の誰に聞いても、本人が炭鉱とは無縁であったとしても、親戚の誰か一人は炭鉱に関係があったという答えが必ず返ってくる

いや、それは言い過ぎでしょう。(僕は今は道民ではないけど)僕の親戚は、(役人は多いけど)炭鉱に関係のある人は一人もいないぞ。知人にまで広げても、炭鉱に関係あった、という人には思い当たらないなぁ。住んでた場所もあるだろうが。

 wikipedia:スクラップアンドビルド(炭坑)本書では

高効率炭鉱への生産集約(ビルド)と、低能率炭鉱の分離・閉山(スクラップ)

とされていた。

 著者曰く、wikipedia:夕張は北炭の犠牲者というより正統な後継者でもあり、同じ手法を忠実に行い、同じ軌跡を歩んだにすぎない、とのこと。

九州筑豊と北海道空知は、同じ炭鉱地帯ではあるが、似て非なる部分も相当あると実感した

 wikipedia:ルール地方のポリシーは

過去を見ずして未来はない

なんだとか。そえばwikipedia:リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー

過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる*2

って言ったらしいし、これはもうドイツの国是と呼んだ方が良いのかも。対して日本の国是?は「昔のことは気にすんなよ」でしょうか…もうちょっと良い言葉を探すなら、日本の国是は「上を向いて歩こう」かな?

空知でまず必要なことは、アイデンティティの確認と地域の誇りの回復、それを実現するための道筋の提示だ

 

ともかく何かやっていないと、自分の存在意義や地位を失うのだから大変なのだ

ググったらこんな記事もあった:「何もしない」という戦略的方法--田代センセーのメンタルテクニック(18) - ZDNet Japan*3

 wikipedia:新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)って、石炭鉱業合理化事業団というのも前身(のひとつ)なんだね。

 観光業は今日の空き室を明日活かす訳にはいかないから、こういう話もあるらしい:ホテルのレベニューマネジメントとは?基礎知識や手法を解説|ホテル・宿泊業界情報コラム|おもてなしHR(繰越せない在庫)

 あら、(ググったら)お上も何か言ってるんですか:観光まちづくり

 こういうのもあるんだと:そらち炭鉱(やま)の記憶をめぐる_幌内炭鉱景観公園(北炭幌内炭鉱施設跡地) - 空知総合振興局地域創生部地域政策課

 こんなのとか:【ドイツ】ボットロップのテトラエーダー - 北の空の炭鉱女 こんなのとか:2022年 Gasometer Oberhausen - 行く前に!見どころをチェック - トリップアドバイザー

 あとがきでは日本が世界一、とか言ってたけど、僅差で中国にかわされたようで:世界の石炭輸入額 国別ランキング・推移 – Global Note

 ググっても見当たらんが、「炭鉱の労務屋は殺しても死なない」という言があるんだとか。

 という訳で、タイトルに?と思って手に取ったが、意外(と言っては失礼だが)に面白かった。昔通ってた作業所の指導員(岩見沢出身)に教えてあげたい。