た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

自分の薬をつくる

 確かある日の本日の返却本。

 いろいろやってる人なんだね:wikipedia:坂口恭平 「いのっちの電話」はここで出てきたか。こんな記事もある:自殺志願者を救う「いのっちの電話」の生音声動画を公開します(坂口 恭平) | 現代新書 | 講談社(1/2)

 youtubeに動画もあった:


www.youtube.com

必要なのは死ぬことではなく、休んで、消化して、ウンチをすること

 ググっても適当な記事が見当たらないが、精神を病んでる人にとって(むしろ)書くことは薬になるそうだ。書き留めることによって、コトバにならない思いを言葉にして整理するのが役に立つ、という話は(こういう世界では)よく見かける。

 wikipedia:ナッシュビルは「音楽の街」(ニックネームの項参照)ですか。wikipedia:Microsoft Windowsのコードネームにあった記憶*1があって反応した…

 wikipedia:曼荼羅は、南方マンダラ (河出文庫)という本の解題(wikipedia:中沢新一名義)が秀逸だというんだが、居住地の図書館にはありません…コロナ以前だったらwikipedia:国立国会図書館に行った時にでもチラ見してみるか、というパターンなんだが、今はそれも難しく…(そもそも利用者証の期限が来ている気がする…)

 確かに、悩みがある時に、一人で考えてるんじゃなく誰かに相談してみることは大事だね。

口にすることで、それは悩み相談ではなくなる

そうなので。それは(著者の場合)、

自分が感じている、この口にできない何かを、できるだけ言葉にしたり、形にしてみたい

という思いが創作意欲につながる(こともある)そうだが。

 献血キャンペーンが炎上した、とかいうのはこれのこと?:炎上「宇崎ちゃん」献血コラボ継続の影で、ラブライブのパネルが撤去されたワケ:古田拓也「今更聞けないお金とビジネス」(1/3 ページ) - ITmedia ビジネスオンライン テレビもねぇ、新聞ねぇ、では世事に疎くて…

 悩みを(誰かに相談するために)口にすることで、悩みが悩みでなくなるという話もしてた(いのっちの電話はそういう効果も狙っているようで)。ググってみたら、(一般にも)こういうのがあるそうで:カタルシス効果とは?【意味をわかりやすく簡単に】事例 - カオナビ人事用語集

 また、そういうこともあり、著者は

自分が感じている、なんとも口に出しにくいけど、実は一番気になっていることは、積極的に口にする

ようになったんだと。言葉に出来ない思いを敢えて言葉にする、というのは、大事なことだと思う。口にする時と場合によっては嫌われそうだが。

 wikipedia:作家という職業は自称できるんだと。ググったらこんな記事ヒットしたが:作家を自称する

他人が言ってないことは他人は何も言ってない*2

 こういう記事を読みすぎてはダメだそうだ。:ナルシストってどんな人?自分に向きがちな意識を外に向ける方法 | ライフハッカー[日本版]

 wikipedia:サミュエル・ベケットの詩の引用は、まぁ止めときましょうね。

 著者が言うには、漢方(wikipedia:漢方薬)は心臓を主体に考える、と言うんだが、ググっても真偽不明…

自閉しつつ、多様な刺激を脳に送り込む

 

想像力とはすなわち「今の現実だけが現実ではないとちゃんと認識する力」

 著者は自分の病気に自分で病名をつける、とかいう話をしてたが、そうえばwikipedia:べてるの家にもそんな話があった:自分の病気を仲間と研究 べてるの家の「当事者研究」 日本から世界へ広まる新たな精神科領域の取り組み Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン)

 最後の方で、教育(education)の語源の話をしてた:「Educationの意味は?」 | 宝仙学園 中学校・高等学校共学部 理数インター/高等学校女子部

 あ、あとがきにかえて、はここで読める:自分の薬をつくる 非日常につける薬――あとがきにかえて|坂口恭平|note 最後に「野菜が夜育つ」と言ってるけど、ググったらこんな記事がヒットした。:植物って夜も光を当てたほうがいいの? | みんなのひろば | 日本植物生理学会

 

*1:後藤弘茂のWeekly海外ニュース

*2:変に深読みするんじゃないよ、という意味。