図書館で見かけて、だと思う。
最近オオカミに関する本を目にする機会が多いような気がするけど、これはwikipedia:オオカミの再導入が進むにつれて、オオカミに関する知識と理解が決定的に不足している、と認識されてきたからだそうだ。こういう先駆的な研究もあったそうだけど:Amazon | Among Wolves: Gordon Haber's Insights into Alaska's Most Misunderstood Animal | Haber, Gordon, Dr., Holleman, Marybeth | Science
特定の種の言葉を学ぶ最短の方法は、社会的なパートナーになることだ
なんで、オオカミのことを知るためにオオカミになり切るんだとさ。実際、オオカミと(初期)人類は社会的な動物として共通点も多いんだとか。著者らも最初は失敗しているようだけど。
wikipedia:群れっちゅーのは(英語では)いろいろ言葉があるんだね。
四月下旬のアイダホ(wikipedia:アイダホ州)は、冬は終わったけれど春はまだやってこない
という描写を読んで、考えてみたら、北海道と似たようなもんだ。調べてみたら緯度も似たようなもん。
wikipedia:ポプラの葉は、そえばスペード型だったか。
自信にあふれ、警戒を怠らず、それでいて情けが深い。理想のリーター、それがほんとうのアルファだ
なんかこんな記事もあったが:【旅探/たびたん】動物園でチェックしたい!オオカミの素顔(2) アルファはオスだけじゃないんだね。アルファオスとメスではどっちが上か、というのは、ケースバイケースで断言はできないっぽいけど、本書で紹介してたのはアルファオスの命令は適当にあしらわれるが、アルファメスの命令には絶対服従なんだとさ。
集団行動は団結と協力を強め、一体感をかもし出す
オラ、そういう集団行動についてけない狂人だけど…根性で何とかなるレベルじゃないんだよね…
著者が言うには、オオカミは冬毛の方が美しいんだと。
オオカミは大食いなんだとさ。父が聞いたら喜んだだろうなぁ。
そえばカラスはオオカミの目だったね:狼の群れはなぜ真剣に遊ぶのか - た-くんの狂人日記
社会的協調性を養うためには、遊びは重要なんだと。
オオカミも(周辺より)ちょっと高い場所に好んで登るんだって。(高所恐怖症なのに)高いところが好きだった父と一緒だ。
Wikipedia にも書いてあるっぽいが、wikipedia:好奇心は人間の専売特許ではないらしい。
オオカミと比べると、イヌは(問題解決にあたって)人間の助力を引き出す能力に長けてるんだとか。
wikipedia:一匹狼は専門用語ではディスパーサーと呼ぶらしいんだが、ググっても『分散・乳化・混合機』とかいうのばかりヒットしてようわからん…
オスメス関係なく、2~3歳のオオカミのことが多い
そうだが。
(オオカミの世界でも)遊びは社会的協調性を養う上で重要なんだと。ググるとこんな記事ヒットしたが:遊びや家庭の中でもできる!お子さまが協調性を身につけるために保護者ができること!|ベネッセ教育情報サイト
おとなになる道は迷うことも多い
オオカミの子どもがパック*1の将来を象徴するならば、老いたオオカミは過去を物語る
幼い者をいつくしみ、老いた者に学ぶことをしないかぎり、無知の悪循環を断ちきってともに成長することはできない
オオカミにも好奇心はあるので、少なくとも人間の専売特許ではない、とのこと。というか、(今は)人間の専売特許と言えるものってほとんどないはずだね。
なんかwikipedia:あくびに関してこんな研究もあるとか:人からイヌにうつるあくびには飼い主とイヌの絆が重要であることを証明 | 東京大学
人間の場合もそうだが、繊細すぎる心の持ち主は社会の底辺に追いやられる
オオカミを見ていてわかったのは、彼らが好奇心と探求心のかたまりで、探索が大好きだということが
そえば師匠もそうだったかも。
人間がつくりあげた恐ろしいオオカミ像がもし半分でも真実だったなら、そうやすやすと駆除されなかったはずだ
地中の種が芽を出すように、理解するまで時間がかかることもある
こんな本も:動物たちの心の科学 仲間に尽くすイヌ、喪に服すゾウ、フェアプレイ精神を貫くコヨーテ*2
で、著者らが立ち上げた団体が、Living with Wolvesだとさ。
でも(ググると)、日本政府の立場はこうなんだと:環境省のオオカミ再導入への一貫した姿勢【議論しない、させない、テーブルに載せない】: 森とシカtoオオカミⅡ要は「触らぬ神に祟りなし」ってことか?!