た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

感染症の歴史、など

感染症の歴史

 図書館で見かけて。ヴィジュアル版だから、(良い紙使ってるので)重たい…でも(テレワークを利用して)一応最後まで読んだ。

 「星の数ほど多い」*1というが、細菌の数はもっとケタ違いに多いんだと:地球上の無数の細菌をすべてカタログ化──壮大なプロジェクトが目指すもの | WIRED.jp

(現代的表現では)人というものは生息地つまり生態系の中に存在しており、とりまく環境との関係性によってその人が健康となるか、病気となるかが方向づけられる

 こういうのもあるんでっか:wikipedia:サラセミア

 ペストは中国が起源、シルクロード経て世界に拡散 国際研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 うーん、wikipedia:ジョヴァンニ・ボッカッチョの「名婦列伝*2」は本書では多婦列伝と…オラ、イタリア語はわからんし、その当否は保留*3

 こういうのもあったんでっか:wikipedia:テノチティトラン

顕微鏡なくして微生物学はあり得ない

そらそうですわな。

 wikipedia:アントニ・ファン・レーウェンフックって90歳まで生きてるんだ。

 インカ帝国の滅亡にwikipedia:天然痘が大きく関わっていることは有名だが、wikipedia:アメリカ独立戦争にも関わってるんだ。

 wikipedia:フィラデルフィアアメリカの首都だったこともあるんでっか:フィラデルフィア

まず、医師は患者の役に立つために存在するのであり、そのためには自身にリスクが伴うことがある

そういう覚悟のお医者さん(や医療従事者)が増えると良いね。

 vaccaと書いて、ワッカと読むそうだ。ラテン語の雌牛を意…:東京新聞 TOKYO Web

 wikipedia:ウイリアム・オスラー曰く、

医学生は患者とともに学習を始め、患者とともに学習を続け、患者とともにその学習を終える

とのこと。

 そえばwikipedia:敗血症ってよく知らないなぁ。とりあえずWikipedia読んで勉強しよう、そのうち。

 翻訳本読んでるとwikipedia:ジョン・キーツの句が引用されることがよくあるけど、医者でもあるんだってね。ふと思いつきググると、こんな本もあるようだが:詩と死をむすぶもの 詩人と医師の往復書簡 (朝日新書)

wikipedia:ジョゼフ・リスターは)公共の記念像を建てられたイギリスのたった二人の外科医のうちのひとりとなった

もう一人は誰やねん!*4そういう書き方(訳し方)されるとオラ気になって夜も眠れない…(寝るけど)

 こういうのもあるんでっか:wikipedia:ナイチンゲール誓詞

教育の目標のひとつは、真に研究する価値のあるものに出くわした際にそれと気づける心*5を学ぶものの中に育むことにあるのだ

 wikipedia:HPV治療ワクチンは、本書には「接種は積極的に推奨されていない」と訳注があったけど、最近また変わったんだよね:ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省 本書は初版第1刷だから仕方ないだろうけど、第2刷から変わるのかな?もっとも近年の出版事情だと、2刷が出るかどうかはアヤしいが…

 wikipedia:ジョージ・サンタヤーナが記すところでは、

過去を覚えられない者は、同じ過ちを繰り返すよう運命づけられている

とのこと。キビしい~

 最後は、

私たちの使命は微生物を征服することではなく、微生物を理解し、共存することを学び、さらにはともに繫栄することなのである

と締められていました、とさ。

 

 そして、返却に行った図書館で見かけた本:

生誕の災厄

 

 ググるとこんなの:ニーチェもカフカも敵わない。最恐の思想家〈シオラン〉の名言集 ブックガイド付き - ひきポス -ひきこもりとは何か。当事者達の声を発信-

 パラパラめくってみたが、最恐だけにさすがについてけなさそうだったorz