た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

デジタル馬鹿

その1:デジタル馬鹿 - た-くんの狂人日記 その2:デジタル馬鹿 - た-くんの狂人日記 を経て、無事完結編。

  そえばこんな話も見かけた記憶はあるか:フェイスブックやインスタグラムを含むSNSが、「人間の心理学的な脆弱性を悪用する」意図で設計され、「いかに子どもの脳を破壊しているか」が元CEOより暴露される - In Deep まぁ何事も使いすぎに注意?

 wikipedia:ハツカネズミ(マウス)での実験では、(感覚)刺激が多いと活動過多になるのが確認されてるそうだ。あと余計なこと書くといろいろ問題ありそうだから、自粛…

 「(電子)メディアは(今や)重要な公衆衛生問題」なんだと。その大きな原因は、睡眠の量・質が妨げられることみたいだが。人は休むために眠るのではなく、脳が(私たちが活動している)日中出来ない仕事をするためなんだとさ。別の表現では、

よく/または十分に眠らない人間は(子ども、思春期、大人)正しく機能することができない

だとさ。また、「座りすぎは私たちの器官を痛める」んだと。でもこのクソ暑い時期に出歩くのもね…かと言って夜涼しくなってから出歩くのも、それはそれで危険だし(鉄の塊(自動車*1)が我が物顔で走り回ってるから…)。

 記憶がしているのは、

まわりの世界を飼いならすために関係をつくりあげ、それに意味を与える 

 ことだそうだ。

私たちの記憶は、単なる貯蔵器官ではなく、関係をつくりあげる器械だ 

  現代世界の三大殺し屋は、

  1. タバコ
  2. アルコール依存症
  3. 肥満

だとさ。1.はともかく、2.3.は他人事とは言い切れんな…

 こんな本もあるそうだ:浪費するアメリカ人――なぜ要らないものまで欲しがるか (岩波現代文庫) 筆者が見出したことには、一週間でテレビ視聴の時間が一時間増えるごとに、年間で一人につき$208(現在の価値で$360とのこと)の支出が増えたんだとさ。

メディアにさらされることと、女性が自分の身体にネガティブなイメージを抱くことには関係があり、それは…研究の特性には関係ないことが見て取れる 

 「脱感作」はこれになった:wikipedia:感作

 最後の結論は四点。

  1. デジタル使用で一般大衆に提供される情報は、厳密さと信頼性にひどく欠けている
  2. 若い世代の遊びのデジタル使用は、もはや常軌を逸している
  3. デジタルへの飽くなき熱狂のおかげで、私たちの子どもの知的、感情的、衛生的な成熟が大きく損なわれている
  4. 「遊びの画面」にこれほど害があるとしたら、それは大部分、私たちの脳がデジタルの激しい一撃に対応できないでいるからだ

 先日出てきたから反応した。wikipedia:ジャン・カルヴァンって狂気の独裁者だった、とかいう説もあるの?ググってもようわからんが…

 という訳で、最後まで読んでみたら必ずしもデジタル機器と教育の関係という話でもなかった気はするが*2