た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

西洋音楽の正体

  google広告からでなかったかなぁ?→メモ整理してたら、Facebookの広告からだと。予約殺到中につき順番回ってきたのが最近で、頑張って一週間かからずに読み切る。

 あ、出版社の記事:『西洋音楽の正体 調と和声の不思議を探る』(伊藤 友計):講談社選書メチエ|講談社BOOK倶楽部

本書はふだんわれわれが何気なく接している音楽の正体に迫ろうとする試み

  "music"というのは普通は不可算名詞だけど(数えられない名詞の一覧 / 英語 by ほりぃ |マナペディア|)、最近は可算名詞としての用法もあるんだと*1。音楽民俗学Wikipediaではwikipedia:音楽民族学になるが)の定義の文ではそうなってるそうだ。

 で、今まで音楽の歴史は普通はwikipedia:ヨハン・ゼバスティアン・バッハ以前、以後で語られることが多かったけど、本書で焦点をあてていたのは、wikipedia:クラウディオ・モンテヴェルディという人。⇒クラウディオ・モンテヴェルディの名曲。人気のクラシック音楽|5ページ wikipedia:属七の和音とか“悪魔の音楽”の歴史:悪魔と契約し、悪魔を歌い、悪魔を利用し、悪魔に感謝してきたミュージシャンたち(三全音)とかいうのにも手を出したんだとさ。

 wikipedia:聖金曜日 wikipedia:古代ギリシアの音楽 「カデンツ」はwikipedia:和声参照。言わば英語の五文型(英語の基本5文型を徹底おさらい!特徴と見分け方をわかりやすく解説 シェーンのお役立ち情報|英会話教室・英会話スクール【シェーン英会話】)だそうだ。

 なんか本書の記事があった:Sallyの Piano Square 西洋音楽の正体~調と和声の不思議を探る~ 伊藤友計著

 「カタロフィーロマイ」というのは、ググったらwikipedia:古代の音楽になったんだけど、合ってるのかな?

 「グイドの手」は、これになった:wikipedia:グイード・ダレッツォ

 ムジカ・フィクタとかいうのもあるそうで。

 調と調性 | SoundQuest

 昭和の作曲家たち――太平洋戦争と音楽 総力戦と音楽文化―音と声の戦争

 wikipedia:ジャン・カルヴァンの考えは

音楽は神の教えの僕*2

 だそうだ。

 こんなのもあるんだと:《アリアドネ・ムシカ》とは - コトバンク バッハがwikipedia:平均律クラヴィーア曲集を作る時に参考にしたらしい。

 wikipedia:調ごとのアフェクト(特性)もあるんだってね。調の特性(音の出る環境なら、ここがいいかも:調性で読み解くクラシック |ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス ~ 楽譜/書籍/雑誌/音楽ソフト/通販 ~)科学的根拠はないらしいが。

 複調・wikipedia:多調ってーのも。まぁでもやり過ぎると調性の崩壊からwikipedia:無調に至るようで… まぁでも

西洋音楽という保守の牙城は、その正体や経緯がよく把握されないまま、われわれの目前で依然として圧倒的存在感を放ちながらそびえたっている

 これは、世界史の授業?で名前だけ聞いた記憶が…wikipedia:グレゴリオ聖歌

 ジャン=フィリップ・ラモーという人によると、

音楽を作るのは和声である 

 とのこと。でもこれは言い過ぎで、旋律*3やリズムも大事とのことだったが。

 wikipedia:通約不可能性

 wikipedia:エクトル・ベルリオーズは、

音楽とは組み合わせや選択、組織化といった人為の結果であり、これらは人間の経験に基づいてなされる 

 と確信していたんだとか。なんで、

音楽は自然あるいは自然の組織に基礎を置きながら、そのうえで文化的活動を行った所産だ

そうだ。だからその姿は文化や民族によって異なるんだと。

 でもwikipedia:シェンカー理論wikipedia:ネオ・リーマン理論とかいうのもあるんだと… 全体的にも、ちょっと専門的でついてけないね…これでも一応高校時代は吹奏楽をやっていたから、ある程度の音楽的知識はあるはずだが(音楽的才能はないにしろ…今は耳も悪いしorz)

 

*1:ググっても見当たらんが。

*2:しもべ

*3:読み進めると、和声の一部だとか…