た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

総中流の始まり

 たぶん、この記事に触発されて:なぜ淫獄団地の怪人は人妻なのか - 本しゃぶり図書館で取り寄せ。

  本書の前編にあたるのが、子どもと貧困の戦後史 | 青弓社なんだとか。

 著者(の一人)のサイトが、相澤真一のWEB SITEですかね。

 最初に提示してた命題?が「総中流は団地から」と考えることはできないだろうか、というもの。

 また、24時間365日を均質に捉える時間意識は、近代特有のものだそうだ。今でも、朝の三分と昼・夕方の三分は重みがまったく違ったりするが。ン、そういうことではないか?

 こういうのも:時系列分析とは?意味や手法をわかりやすく解説 | お多福ラボ

  本書に載ってたデータとかグラフは、この辺:政府統計の総合窓口いじれば出来るような気もするんだが、こういうのから適切な図・グラフを作るのは、もう一つの立派な技術ですね…そのうち勉強しよう。

 これは、賛成派と否定派が入り乱れて熱い闘いを繰り広げているようですから…wikipedia:三歳児神話

 他者の世話をする養護性という能力は大人になってからではなく子どものころから育まれるものであり、年長のきょうだいにとっても弟妹の存在とその養護は社会的発達を規定する一つである 

だから中国のwikipedia:一人っ子政策はアカンのだって。

 こういうのもあるんでっか:多重共線性とは? 〜 概要と対応方法 〜 | 株式会社サイカ

 「ママ友」という語の初出は、朝日新聞が1997年、読売新聞が1999年、毎日新聞が2000年だそうだ。

 こういう記事もあったとか:子供ができたら男が絶対買うべき「三種の神器」SSDとは何か(海猫沢 めろん) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 こういうのもあったんですか:wikipedia:山びこ学校

 子どもの生活の変化というのは、「子どもは意図的に資料を残さない」から調べるのが難しいんだって。

 こういう言い方もあるんだとか:落ちこぼし(ななめ読みした限りでは)一理はあるように思う。

 こんな事件もあったんですか:wikipedia:ピアノ騒音殺人事件

 wikipedia:一億総白痴化に対して、テレビ的教養: 一億総博知化への系譜 (岩波現代文庫) なんてーのもあったんだとか。

 こんな本もあるそうだ。ブ厚いけど名著?:「ミシンと日本の近代」書評 小さなモノに光、大きな歴史照射|好書好日

 wikipedia:団地という言葉の初出は、戦前の都市計画法施行令に見られるんだと。で、当初は内務省社会局(その後身は厚生省)が担ってたんだけど、戦争のドサクサでwikipedia:建設院を経てwikipedia:建設省に利権を奪われたんだとか。役人も大変どすなぁ。

 で、日本は、この住宅の問題に対して、公的賃貸住宅の建設と、間接補助による持ち家建設で問題の解決を図ったんだけど、家賃補助という政策は取られることが(ほぼ)なかったんだとか。

団地の輝かしさの陰には、選ばれることのなかった経路がある  

51C型」とかいう間取りも:マンション「LDK」表示はどこから来た?ルーツを探る | マンションデータPlus【トレンド・コラム】byノムコム 調査の結果、「食」と「寝」が住宅の核心だ、ということで、この分離が図られたんだとか。オラん家は食も寝も一緒*1だなぁ(またの名をクソミソ一緒…)

団地というフィールドは、社会学者に反省を促す「鏡」のような役割を担ったのではないか 

 昔はこんなことも言われたそうだ:wikipedia:通勤五方面作戦

 最後の(方の)まとめをデジタル書き抜き:

高度経済成長期に確立していく生活の標準化は、その内面に多様性を秘めるものだった。だから、生活が画一化したのではなくて「普通の生活」という観念が成立してしまったことで、むしろその内側の多様性が見えにくくなる時代の始まりだったといえるだろう 

 

*1:考えてみたら学生時代もコタツで寝起きしてたから、進化進歩がないや…