図書館で見かけて、だったかな?
本書で出てきたwikipedia:アキュムレータはwikipedia:アキュムレータ (コンピュータ)かなぁ?ラットやハトにもあるように見える、とのこと。
この人のことは教員免許を取る時に勉強した記憶はあるけど:wikipedia:ジャン・ピアジェ
実際、私の主張は、この(脳の)可塑性こそ、人間の数学の能力の強さと弱さの両方を決めている脳回路の、賜物でもあり限界でもある
情熱が才能を生むんだと。日本にも諺あるね「好きこそものの上手なれ」ググるとこんな記事も:情熱が才能を開花させる | HBR.org翻訳リーダーシップ記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー まぁこういうのは、往々にしてニワトリタマゴ*1だと思うが(好き嫌いが先か才能が先か、は決められない)。という訳で、オラは乱読を続けていく…コロナのせいでこういう本との偶然の出会いが減るであろうことは苦しいが。
こんな話もあるんだと:ニワトリさんは5まで数えられる | たまごのソムリエ 小林ゴールドエッグ トリアタマ、バカに出来んな。この人も?鳥頭の城 – 漫画家 西原理恵子 公式サイト
そえばこの話もしてた:wikipedia:賢馬ハンス*2 実験計画に問題があったんだって。似たような話で、計算ができる犬というのもよく出てくるらしいが:犬は算数ができる?~犬に関する都市伝説を検証する | 子犬のへや
私たち(西洋社会)は、ユークリッドやピタゴラス以来、人間が達成したことの頂点に置いてきた…数学を、骨の折れる教育を必要とする至高の能力とみなすか、もしくは生得的能力に由来するものとみなしてきた。
OK君とかT先生が喜びそうだ。
wikipedia:鏡の国のアリスのエピソードをググると、これヒット:鏡の国のアリス アリス女王(足し算の話)
進化は保守的なメカニズム
驚いた!言語習得の段階の「語彙爆発」この時期の子どもたちはスゴい事になっている | Conobie[コノビー]
ボードレールの話は、元ネタこれかなぁ?ボードレール「コレスポンダンス」(万物照応) Correspondances – LA BOHEME GALANTE ボエム・ギャラント
本書によると、言語を持たない生き物でも、初歩的な計算能力を持ってるんだって。でも、数えられるのは1,2,3くらいまでで、4を超える数に対しては正確な計算は期待できないんだとか。
数は物理的対象が離散的に集合することで生じる
有名だって言うけど、(そのまま)ググっても見当たらずorz
サバン症候群について - 井出草平の研究ノート(スービタイジング)
「ソリテア錯視」というのが出てきたんだけど、ググってもようわからず(wikipedia:ソリティアに変換されてまうorz)…
「google:SNARC効果」とかいうのがあるらしいんだけど、これ、聞き手効き手の影響は考慮されてるのかなぁ?オラ、一応右利きだけど(文字は右手じゃないと書けない)、麻痺があるから反応速度は左手の方が早い。
wikipedia:ヒッパソスとかいう人もいたとか:2+3=結婚、√2=抹殺...!? 悪魔の数学カルト組織「ピタゴラス教団」の狂気!! (2014年4月5日) - エキサイトニュース(3/3)
カルシウムと語源が一緒なんだ:calculate 意味と語源 – 語源英和辞典
インドなめんなよ?wikipedia:アラビア数字
僕も昔読んだ記憶があるけど、これ:マジカルナンバー7は記憶の番号 仕事情報は塊で把握|NIKKEI STYLEも万国共通ではなくて、育てられた文化の影響を受けるんだとか。
wikipedia:ウェールズ語も数え方がややこしいんだ(Wikipedia参照 20進法…)。20世紀初頭に改革が試みられたんだけど、頓挫したんだとか。
こんなんもあるんでっか:wikipedia:シルヴィーとブルーノ
こんなのも:1週間は8日で、2週間は15日 - 生きたフランス語見聞録
wikipedia:ムカデは、フランス語では「千の足」だそうだ。:ウサギとムカデと歩く胃袋。 - 学校行かずにフランス語!
数とは人類を超越した理想の概念であり…
自然数とは人間のなす技であり、人間の言語と思考の産物である
だそうで。
人の記憶の構造は、コンピューターとは違って、「連合」によるものなんだそうだ。だから、語呂合わせとかが有効なんだろうね。
ではwikipedia:パリティが崩れている
って言うんだけど、偶奇って訳した方が良くないか?
でも、電卓の使用を禁止するより、適度に使って数に親しませる方が良いのでは、というのはその通りだと思う。手計算で、
なんてーのを計算するのはシンドいもんね…
(子どもたちにとって) 不思議に見えて想像力をかきたてるものなら何でも、ゲームなのだ
ふーん、こんなのもあるんでっか:wikipedia:ニコラ・ブルバキ*3
専門家とは、思考を停止した人たちのことである。彼には すでにわかっているのだ!
と言ってるんだとか。
ナーマギリ女神というのは、wikipedia:シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの話に出てくるの?
こんな本も:何だ この数(すう)は? これも:数学における発明の心理【新装版】 | みすず書房
wikipedia:骨相学は、その創始者ガルは初め「器官学」と呼んでたんだってね。まぁでもいわゆるwikipedia:脳機能局在論はネオ骨相学だ、という批判も、わからんではない。例えば算数の(能力の)遺伝率は50%程度なんだって。やっぱ「生まれも育ちも」ってことか。だから、「情熱は才能を生む」んだと。ところがその情熱を生むのもやっぱり(一種の)才能という見方もできるわけで…
ジャン=ピエール・シャンジュー | みすず書房とwikipedia:アラン・コンヌによると、
科学的発見とは、多かれ少なかれ古いアイデアをランダムに結びつけ、そこで生じた新しい結合が、調和のとれたものか、適切なものかによって選択するという過程を含む
んだとか。
揚げ足取り。「運動野を損傷すると身体の片側にだけ麻痺が起こる」のは誰でも知ってることではないと思うなぁ。オラは知ってる(というか、日々それを実感している)けど。
こういう学問も:wikipedia:認知神経科学(本書では科学→心理学)
こういうのもあるんだと:F812 特異的算数障害(失算症) そーえば(昔書いたことがあった気もするが)オラも入院中は2+3が暗算できなかったんだよね…だから、そこからの回復の過程の話がなかったのは残念だった。
wikipedia:ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン曰く、
は合理的な誤りである
だそうだ。本書では「意地悪く」と評していたが。
計算に関しては、(脳の)右半球は無言居士なんだと。
計算をするとwikipedia:てんかんの発作を起こす、算術てんかんというのもあるとか。wikipedia:野比のび太がそうか?
数には複数の意味がある
こんなんもあるんでっか:wikipedia:月の光に
wikipedia:前頭前皮質は言わば「脳のなかの脳」だとか。そう見えるだけらしいが。
前にも書いたと思うが、wikipedia:ウェクスラー成人知能検査に出てくる「100から7を順々に引いて…」という計算(検査)は、作業記憶(wikipedia:ワーキングメモリ)をチェックしてるんだって。考えてみたらまぁそうか。
「発達性計算障害」というのはこれか?:発達性ディスカルキュリア(算数障害)研究会設立のご報告と会員募集のご案内 | 星槎グループからのお知らせ
うーん、脳が消費するエネルギーは、私の記憶では身体全体の1/3だったんだが、本書では1/4、この記事では20%=1/5…
スウェーデンの研究者グループによると、wikipedia:思考の定義は
覚醒している被験者によってなされる、内的情報の操作という形の脳活動
だそうだ。
脳を例えて言うなら、
さまざまな性質の、あまり頭のよくないエージェントの集合
だそうだ。
wikipedia:ポジトロン断層法(PET)は、位置分解能には優れているけど、時間分解能はそれほどでもないんだって(陽電子断層撮像法 - 脳科学辞典)。なんで、時間分解能が要求されるときはwikipedia:脳波計測やwikipedia:脳磁図が用いられるんだと。
"EIGHTEEN"と"EINSTEIN"の認識の話をされても、英語が母語の人と第二言語として英語を学んだ人との違いもあると思うんだけど、そういう話はなかった…
数学者は、コーヒーを定理に変換するための装置である
は作者不詳となってたが、Google先生に聞いたらwikipedia:レーニ・アルフレードだと言われた…
心と脳との関係についてあまりにも狭隘な視野しかもたらさない
と疑ってるんだと。だから、コンピューターと脳は別物、という立場みたい。つまりはwikipedia:感情の役割も重視すべきだ、ということで、じゃないと
数学が、なぜこうまで情熱や憎悪*4の対象となるのか
が理解できないだろう、ということだそうだ。
wikipedia:ジョン・フォン・ノイマンの言は、筑摩書房 計算機と脳 / J.フォン・ノイマン 著, 柴田 裕之 著からの引用でしょうか?
ラトガーズ大学のランディ・ガリステル教授 (心理学・認知科学) によると、
数を使って大きさを表象しているのではなく、大きさを使って数を表象しているのだ
とのこと。
wikipedia:ペアノの公理 wikipedia:算術の超準モデル
論理的公理より先に量的直観ありき
wikipedia:ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン曰く、
どんな数学的命題も同じ意味しか持っていない。つまり、何も意味しない。
でもこの言、そのまま哲学に対しても使える気も…彼はwikipedia:数学の哲学も研究しているようだが。まぁパンピーからすれば、どっちもどっちですな。
ユージン・ウィグナー『自然科学における数学の理不尽なまでの有効性』:niconicoffee - ブロマガのような話も。
結局著者の主張する進化的視点からは
数学は人間の構築物であり、それゆえに不完全で、つねに改訂可能な探求である
とのこと。wikipedia:エヴァリスト・ガロアの言によれば
この科学は人間の心の働きであり、それは、知るというよりは研究し、真実を発見するというよりは、探索するように運命づけられているのだ
だと。wikipedia:ガリレオ・ガリレイが言うように「自然は数学の言語で書かれている」のではなく、
数学は私たちが宇宙を読み解くのに使える唯一の手持ちの言語なのだ
と考えているそうだ。
しかし、デカルトの誤り - た-くんの狂人日記 を「最近出版された」とか言ってたから、いつの本だ?と思ってwikipedia:奥付を見ると、約10年前の本orz