図書館で見かけて手を出すが、そうえば中級編は(一応)読んでたんだった…社会学入門・中級編 - た-くんの狂人日記
「センサス」って(国勢調査などの)全数調査のことなんだってね。統計局ホームページ/統計Today No.142
人の命や財産が尊重されていない社会では、マジメに働くとバカをみてしまう
日本もまだまだ正直者が馬鹿をみることが多いからなぁ…[あとで読む]正直者が馬鹿を見る日本で、それでも「うそをつかない」で生きることの意味
量的調査に対する質的調査はケーススタディと呼ばれるそうだ。
ググっても見当たらんが、wikipedia:ポール・クルーグマンが言うには、「理論は投石機のようなものだ」とのこと。
言ってみればwikipedia:経済学はwikipedia:方法論的個人主義なんだって。対するは、google:方法論的全体主義だとか。
また、wikipedia:トマス・ホッブズ*1が言うには、「国家とは巨大な人造人間だ」とのこと。
一昔前は、社会学と(文化)人類学は親戚のようなものだ、と言われたんだって。でも現代的な見方では、社会学の主題は「近代」なんだって。
convention って、いろいろ意味があるらしい。convention(コンベンション)の意味と使い方 | ネイティブと英語について話したこと 例えばエスカレーターで右側(関西では左側、という説も)を空けるのがこれなんだとか。
経済学が合理的wikipedia:経済人を(無条件に)想定してその先を考えるのに対して、社会学は「なぜ人間は合理的なんだろうか?]という問いの前で立ち止まってしまう傾向があるんだとか。
社会学とは、社会的に共有された形式についての学問である
社会学とは、「近代とは何か」を問う学問である
こんなのもあるんだってね。wikipedia:泉 (デュシャン)
こんな人も:wikipedia:ウィリアム・S・バロウズ wikipedia:ヒルベルト・プログラム
wikipedia:メタ wikipedia:進化医学 wikipedia:アノミー
民法は…社会の一員である個人や家族や団体の権利を守ることを主眼にしています
wikipedia:マックス・ヴェーバー曰く、google:精神なき専門人、心情なき享楽人だってさ。
社会学が解明を目指したものは、
- 近代
- 社会的に共有される意味・形式(の可変性・多様性)
なんだとか。
いわゆるwikipedia:芸術は、近代の産物なんだって。
wikipedia:大衆は英語だとmassですか。
こんな語も:再帰的近代化:Reflexive modernization(再帰的近代化*2)
wikipedia:タルコット・パーソンズの理論は(継承者がいなかったので)個人的名人芸の域を出られなかったんだそうだ。彼の発した問いはなお生きてるそうだが。
社会学はwikipedia:モダニズムの子なんだそうだが、ググったらこっちがヒットした:wikipedia:ポストモダニティ また、危機の学問(危機の時代の時に光彩を放つ)なんだとか。
「知の考古学」というのは、wikipedia:ミシェル・フーコーの著作ですか。
結局、社会学に統一理論はなく、無限に多様な中範囲の理論があるのみなんだとか。物理も(今のところ)一緒?wikipedia:大統一理論とかいう話もあるが。
結びが気に入ったので、デジタル書き抜き。
未来はわれわれの予測の外にある
あ、書き忘れた。巻末には「初学者のための読書案内」があった。読み飛ばしたけど。さらには、あとがき*3も面白かった。
世の社会科学の多くは、世の中の制度と共犯関係にある
さらには、dedicated to wikipedia:伊藤計劃なんだって。