図書館で見かけて。ひょっとして読んでた?とも思ったが、ここで言及あるだけ。
wikipedia:湯川秀樹って元々小川さんだったんだ。大学の研究室の先輩にも小川さんはいたな、そう言えば。で、wikipedia:Progress of Theoretical Physicsの創刊にも携わっていたりするから、文ちゃん曰く「なかなかの仕掛人」とのこと。私の記憶が確かならば、そうおっしゃる先生もなかなかのヤリ手だったと記憶するが。大学院重点化政策とかに関わってた気が…ググったらヒットしたんだけど、ある物理学者の回想: 湯川秀樹と長い戦後日本 に書いてあるのかな?
文ちゃんおすすめはwikipedia:三十三間堂だそうだ。そえばオラ行ったことないかも…(今の時代)動画は見られる:
Sanjusangendo, Kyoto in 4K - 三十三間堂 京都 - Japan As It Truly Is
理論物理を形容するのによく使われる「紙と鉛筆」に込められているのは、
「金銭的に安上がりの」とか「機器に頼らない純粋に人間の能力による」とかいう意味ではなく、当時*1は「貴重な紙を湯水のごとく浪費する」という驚きの表現
だったんだって。
(天気予報で使われる)「一生に一度」といった表現の尺度も、実体験と情報体験の混乱によって、無感覚になってくる
これがそうだね:wikipedia:特別警報 また、別な個所では
現実は同じでも広域情報に晒されると殺人事件のイメージも「時たま」から「常時多発」の非日常に変貌する
うーん、文ちゃんいわく、wikipedia:超新星爆発は我々の銀河では300年に1回程度だそうだが、ググると違うこと書いてある…:天文学辞典 » 超新星
wikipedia:雷について、こんな話もあるとか:雷発生率全国第一位は石川県!雷対策をしておくと安心です! | 特集 | 石川県で太陽光発電システムの販売、太陽光発電システムの施工を行うミカド電設 世界的にも有名なんだって(wikipedia:雷)。
異常というものは蠱惑の魅力
だから、(気象情報に関しては)日頃から「常」の感覚を身につけておくことが大事、とのこと。
こんなんも出来てたんか:wikipedia:カムランド
科学には、経験と実証のベーコン流と演繹と合理のデカルト流があるが
wikipedia:ダフィット・ヒルベルトは違うものを同一と見なすことが数学の核心だと喝破しているが
文ちゃんの(昔の)下宿は上終町の読み方: 難読漢字大辞典*2の近くだったらしい。
2012年の量子もつれの実験っちゅーのは、これのこと?:スピン-光子量子もつれ生成実験に成功―光半導体素子による量子中継システムの実現へ向け前進- - 国立情報学研究所 / National Institute of Informatics
ふーん、wikipedia:超伝導超大型加速器って
建造目的の一つとしてヒッグス粒子の発見が期待されていた
のか。
放射線量の話で、
数字はあくまでも仕事の実態に 通じた人々が用いるツールの一つなのであるから、俄かに数字からその世界に入っても翻弄されるだけである
海を望む傾斜地を好む文化は、(中略)明治以後に西洋人が持ち込んだものである
wikipedia:漢方って中国の医学とは違うんか。
こんな人もいたそうだ:wikipedia:ルイ・アガシー
こんな本も:プリンシプルのない日本 (新潮文庫)
wikipedia:グダニスク(ダンチヒ) wikipedia:ベル・エポック
wikipedia:アルベルト・アインシュタインは、訪日の際の宿帳には国籍は「スイス」と記してるんだと。
コスモポリタンな営みを国家大綱で競うスポーツに似た面も科学にあるが、国家のくびきを解き放つ科学の役割をもう一度想起したいものである
アングロサクソン人のウェスト回りのサイズがヤードである
という説もあるんだ。
wikipedia:ソルベー会議ってソルベーさんが始めたんだ。
しかし、横文字で略されてもわからんorzwikipedia:国際天文学連合、wikipedia:国際純粋・応用物理学連合、(ググってもそれらしいのが見当たらんから)IUCACは誤植?
こんなんもあったとか:wikipedia:経度賞
元のwikipedia:グリニッジ天文台って閉鎖されたんだってね…(Wikipedia参照)
「基礎」にも"fundamental"と"basic"とあるそうだ:【英語】basic/fundamental(基本的な)の意味の違いと使い分け なんで、wikipedia:京都大学基礎物理学研究所の所長時代に説明に苦労したらしい。
見えない空気には気が惹かれず見える雲だけが心配になるという心理から脱却するのが理科精神であるべきなのである
わかりやすく言う*3と、「雲を見ずに空気を見よ」と喚起すべきだとか。
あら、(一応)読んでたか:青の物理学 - た-くんの狂人日記
wikipedia:Progress of Theoretical Physics wikipedia:朝永振一郎のノーベル賞受賞に一役買ったんだそうだ。
研究の実態は対等な個人が、対等な初期条件で、解答を知的に競い合うようなイメージとはほど遠く、"公明正大な競争“があるとするのは錯覚
文ちゃんのお薦め本は、グローバリゼーション・パラドクス: 世界経済の未来を決める三つの道*4と資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書) だとか。
科学技術の発展は、
万人が珍味や珍品や珍体験や珍芸へアクセス可能にすることになり、自然環境への負荷が増大し不安定化をもたらす。一部の富裕層、一部の職業、一部の人間、一部の国家、等にアクセスを限定すれば自然環境の不安定化は抑えられるが、人の世の安定が保てなくなる。…現在の"一部"を将来は”万人”に拡大するという夢の上に科学技術と民主主義は共存している。
wikipedia:チャールズ・サンダース・パースが言ってる(疑念から信念に到達する)4つの方法というのは、どうやらこれ(PDF)のことのようで。
という訳で、一冊読み切った。