た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記(感想文との説も…)

学歴分断社会

  多少古い本ではあるが。でもこんな記事とか日経の特集とか。

学歴分断社会 (ちくま新書)

学歴分断社会 (ちくま新書)

  • 作者:吉川 徹
  • 発売日: 2009/03/01
  • メディア: 新書
 

 この辺とかの新書版(入門編)、という位置づけ?そえばこれ:wikipedia:希望格差社会は読んだんだっけ?見覚えはあるんだけど。文庫にはなってるということは、実家の書庫に転がってる?

 そもそも「格差」という言葉の定義が、人によって少しづつ異なるみたいだね。Wikipediaでは一応これ?wikipedia:格差社会

 こういうのもあるそうで、この分野では必須資料?wikipedia:社会階層と社会移動全国調査(SSM調査)

日本がモデルとして見習うべき学歴社会は存在しない 

 「大衆教育社会」というキーワードでググると、昔そういう本があったんだね:大衆教育社会のゆくえ―学歴主義と平等神話の戦後史 (中公新書)

 大学進学率というのはだいたい50%(強)で頭打ちなんだそうで(大学や短期大学への進学率の推移は?男女や現役、浪人での数字はどうなっている?)、本書に「ガラスの天井」というキーワードがあったから、それを加えてググると、氏の(別な本の)書評記事ヒット:「日本社会は大卒か非大卒かによって分断されている」という"言ってはいけない事実"【橘玲の日々刻々】|橘玲の日々刻々 | 橘玲×ZAi ONLINE海外投資の歩き方 | ザイオンライン

 「学」という名前は昭和40年代から55年にかけてはベスト10にランクインしてるけど、それ以降はランク外ですか…大正・昭和・平成 生まれ年別 男の子の名前 歴代人気ランキング一覧 | ORIGAMI - 日本の伝統・伝承・和の心 友人に一人いるので、つい反応。

学歴は、こんにちの格差の諸現象にとって、欠かせない「原材料」となっています 

 ところで本書の書名の「学歴分断社会」とは、

成熟学歴社会*1において、フィフティ・フィフティの分断比率が世代を超えて続いていく状況

 だそうだ。

 韓国も格差が拡大中だとか:貧富の差が拡大する韓国、相対的貧困率は20年前の倍近くに―韓国メディア|レコードチャイナ 中国は言うに及ばず:格差の広がる中国、貧困層の子どもの教育や暮らしの実態は?│gooddoマガジン|社会課題やSDGsに特化した情報メディア

 wikipedia:段級位制wikipedia:家元制度や日本武道において発達した、とされていたが、確かに時代遅れの側面もあるだろうが(剣道連盟で金銭授受問題、「段位」制度はもはや時代遅れ? | SPORTS セカンド・オピニオン | ダイヤモンド・オンライン)、僕は学習者のヤル気を促す効果も無視できないと思うな。だって、日本人は○○検定大好きでしょ?(wikipedia:日本の検定試験一覧wikipedia:ご当地検定

 本書には"家格コンシャス"というキーワードが出てきたんだけど、ググると(ダブルクォーテーション検索(2016年最新版意外と知らないGoogle検索テクニック | J:PLUS - たのしいこと、全力応援)しても)価格コンシャスに変換されてまうorz

過剰なほどwikipedia:家格を大切に思うこと 

 だそうだが。ただこの定義にもやはり、何を基準に「過剰」と見なすか、という問題はありそう…

 そもそもお金とは、

個人の財や富や労働力を、移転や交換が可能なものにして、流通しやすくするしくみのこと 

 だそうだが、僕はやっぱり、共同幻想お金はなぜ、お金なのか?|出世ナビ|NIKKEI STYLE)って言われる方がしっくりくるな。

 いわゆる「戦後」は、25年ごとに区切ると戦後社会、総中流社会格差社会と呼ぶことができるそうだ。

 階層というのは、階級とは違って、分析する側の都合で人工的に作られる尺度なんだと。そうかい。ン?

 「豊かさの中の不平等 」というキーワードでググると、そういう本があるんだね:社会階層―豊かさの中の不平等

豊かさを実現した先進社会においても、不平等は完全に解消することなく持続している 

 ということはやはり、wikipedia:アファーマティブ・アクションが必要だ、ということになるんでないか?

 wikipedia:アノミー

 「教育格差*2」というのは、「教育」と「格差」といういまの日本人が関心をもっている言葉を安易に重ねただけ*3にみえる、というんだけど、それはちょっと厳しすぎるんでないかい?自分の主張の宣伝*4をしたい気持ちはわかるが。

 wikipedia:細胞内共生説になぞらえて、学歴社会は産業社会へ寄生し、その逆もまた然り、だそうだ。

 学歴には機能的価値と象徴的価値があるそうだ:教育社会学用語 | ミライハック 平たく言うと、履歴書を書く際などに目に見えて役に立つことと、人間としての豊かさの育成につながる、とでも言えばいいかな*5

希望という感情は、努力が報われるという見通しがあるときに生じ、努力してもしなくても同じとしか思えないときには絶望が生じる

wikipedia:山田昌弘が言ってるそうだが。

 こういうデータもあるそうだ:本当は高学歴になりたかった公明党支持層と、「公明党支持者は中卒高卒でOK」とする公明党国会議員とのねじれ現象が産経世論調査で発覚 | 投資銀行日記

 最後の主張は、こういうものだそうで:

学歴というものが、生活上のリスクや希望の大小と癒着しないように気を付けなければならない

ググると、著者のインタビュー記事も:「学歴」という最大の分断 大卒と高卒で違う日本が見えている

 しかし感想書くだけで半日潰れちゃうこの生活も、今*6は良いとしても、この先修正してかんとなぁ…