た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

おどろきの中国

おどろきの中国 (講談社現代新書)

おどろきの中国 (講談社現代新書)

wikipedia:橋爪大三郎さんに、wikipedia:大澤真幸さんとwikipedia:宮台真司さんが疑問を呈する、というスタイルの鼎談本。鼎談に先立って旅行もしたそうだが。
言ってみれば、中国はwikipedia:欧州連合みたいなものだそうだ。
[読書]銃・病原菌・鉄 - たーくんの狂人日記は、中国に関しては藤生bん不十分なんだそうだ。
ある中国人留学生曰く、

中国には交通ルールはない。強いて言うと、事故を起こさないことが交通ルールである。

近寄らんとこ。

神が時間を超越しているから、契約は時間を超越できる。

江戸幕府が力を失ったのも、外国を前に、経済力も軍事力もないのが明らかになったから。

文字を作ったのは、メソポタミアとエジプトとマヤと中国だけなんだそうだ。

道教は、ひと口で言えばウラ儒教

ふーん、こんなんもあるんか:wikipedia:三民主義
wikipedia:五族共和も勉強せなあかんかな?
中国との外交の真の相手は党(共産党)なんだそうだ。で、「指導部が正しい、と考えることが正しい」んだと。
こーゆーのもあるんだ:wikipedia:補完性原理で、

中国全体が一つの組織

政治は、人が人を支配することだから、相対的

現在の財務省には、財政再建路線というものは存在しない。存在するのは、天下り先ポスト増大をもたらす増税路線だけであり…

これも、あとで読んどきますか:ミッシェル・フーコーの権力論

いちばん許せないのは、日本人が歴史を忘れること

左袒(サタン)とは - コトバンクとか言われて振り仮名振られても、意味わかんないんだよねorz
これもあとで読んどこ:内集団・外集団(ないしゅうだんがいしゅうだん)とは - コトバンク
これも要勉強かなぁ?:ナチスとアメリカの「優生思想」のつながり
これも(って、そればっかだなぁorz):今も「鳥かご」の中にある中国経済 経済改革の深化を唱えるも実際は統制を強化(1/3) | JBpress(日本ビジネスプレス)
中国では、wikipedia:文化大革命が終わってから性が解放されたんだそうだ。でも日本も(性が解放されたのは)同じくらいの時期でないか?
ふーん、こんなんも:wikipedia:客家

非合理的なものは、中国では宗教のかたちをとる

言わば、「人びと全員が中国教徒」だそうだ。
相対的剥奪

日本が中国をリスペクトしないとすれば、それは日本側の偏見によるもの

という訳で、諸般の事情で今日はあまり時間がないから駆け足orz
あ、でもこの本よく売れたから、どっかの BOOK OFF で¥108 だったようだ。