た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

われわれはなぜ外来生物を受け入れる必要があるのか

図書館で見かけて手を出した。 

なぜわれわれは外来生物を受け入れる必要があるのか

なぜわれわれは外来生物を受け入れる必要があるのか

 

 朝日新聞書評:自然観の見直し迫る〝問題作〟|好書好日

要するに、種の多様性を優先するなら、失われる種ばかりを悼むのではなくて、新たに住みついて多様性を広げるものに光を当てよう、ということでしょうか?消える種より、新たに生まれる種の方が多いんだそうだ。そもそも、wikipedia:在来種というのも5,000~15,000年前に住みついたものなんだとか。また、終りの方にあった表現では、

失われたものを悼むべきだが、同時に得られたものに拍手を送るべきだ

自然の正しい状態などというものはない 

 こんなのもいたそうだ:コビトマンモス(Mammuthus exilis )・川崎悟司イラスト集

本書の主張では、

過去も現在も人間社会が自然と「調和」して暮らしたことはない

んだそうだ。

wikipedia:地球温暖化の何が問題かというと、

通常なら一万年かかる変化 

 を百年程度で引き起こしている点だそうだ。

普通の鳥は、一度に飛べるのは500mくらいなんだって。

wikipedia:速さの比較見てもわかるけど、大陸の移動速度と(人間の)爪が伸びる速度って同じくらいなんだ。

そもそも生物の世界は変化するもの 

 環境が変化すると、生物は進化で応じる

そえば著者の前著 も読んでた:[読書]外来種は本当に悪者か? - たーくんの狂人日記

昔のブルドッグって、今のとは少し違ってるんだそうだ:ブルドッグが現在のブルへと変化したとき | ジャパニーズ・ブルドッグ育種記録

人為選択と自然選択の違いは、もうちょっと勉強せなわからんorz

今や、

世界の地表面の1/3以上が、人間が選択した作物、牧草地、植林地でおおわれて 

いるんだそうだ。 

地球上の生命は、変化するからこそ生き残る 

 wikipedia:オスカー・ワイルド

自然が快適だったら人間は建築など発明しなかっただろう

とか言ってるらしいんだが、ググっても真偽不明orz 

wikipedia:チンパンジーにも白髪があるんだそうだ:チンパンジーの毛からストレスをはかる | 京都大学霊長類研究所 - チンパンジーアイ

薄毛もあるとか。オッシャ、サルには負けへんで!?

私たちが「生命」と呼んでるものは、

進化によってしだいに複雑になる一連の自己永続的な化学反応 

 だそうだ。

 こんな王様もいたとか:クヌート/カヌート

また、「生命はプロセス」だそうだ。

こんなカタカナ語も:wikipedia:インスタレーション

というとこら辺にするか(そろそろオネムorz)。
そえばこんな話も:絶滅したマンモスを復活させることはできるのか? 生物学の進化が世界を変える日 - ログミーBiz