先生、脳のなかで自然が叫んでいます! ([鳥取環境大学]の森の人間動物行動学・番外編)
- 作者: 小林朋道
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2018/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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多くの人はそれを不運というかもしれないが
などと説明を付す小林節?は健在で、既刊書との違いはあまり感じられなかった。まぁ例えば擬人化を、
相手の生物のなかに、人と同じような感情や心理があると考え、その生物の習性を理解する
なんて定義したりと、いつもより少し小難しいきらいはあるが。
「認知流動説」はググってもヒットしないorzこれのことかな?:スティーブン・ミズン『心の先史時代』 - logical cypher scape2
で、環境保護についても、自然体験→擬人化的認識→自然環境保全意識と段階を踏んで育ててゆく必要がある、との説があるんだとか。
wikipedia:日高敏隆さんは、そーえば亡くなってたか。本書では「日本の動物行動学の父」と評してた。
google:マリアン・ドーキンス]という名が出てきたんだけど、ググったところ[wikipedia:リチャード・ドーキンスの元嫁だね。
動物の“かわいらしさ”は、それぞれの動物が持っているもっともっと深い魅力に比べればほんの一要素にすぎない。
だから、「かわいい」で止まっちゃダメなんだろうな。
ヒトの脳は、生物の「習性・生態」に特に敏感に反応する
その方が、(先史時代では)食物を得られやすかったのだろう、とのこと。
wikipedia:旭川市旭山動物園は「行動展示」で成功したけど、これからはwikipedia:植物園にも生態展示の要素が取り入れられるんじゃないか、とか言ってた。ググったら、wikipedia:東山動植物園はそうなの?東山動植物園 展示方法様変わり | ニュース | オピ・リーナ(Opi-rina) 機会があれば*2。
wikipedia:エドワード・オズボーン・ウィルソンの「バイオフィリア仮説」というのも勉強しとかなあきまへんなぁ。
ありゃ、自然を名づける - たーくんの狂人日記はお薦めだそうだ。じゃ、読まなきゃ。
では、レッツゴー三匹図書館。
んでもって、図書館で見かけた本: