世界の未来 ギャンブル化する民主主義、帝国化する資本 (朝日新書)
- 作者: エマニュエル・トッド,ピエール・ロザンヴァロン,ヴォルフガング・シュトレーク,ジェームズ・ホリフィールド
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2018/02/13
- メディア: 新書
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私はむしろ高等教育自体が愚かしいものになり果てたと言っているのです。無用だ、と言っているのではありません。
痛烈だね…ま、「高等教育は体制順応のための制度として優れている」そうだけど。
「垂直的なデモクラシー」は、ググってもようわからんorz
人々は住むところを変えれば、移った先の場所の価値観に自分を合わせていく。
こんな格言があるそうだ。「だれも自分の国では預言者になれない。」
心理学者によると、
個々人が敏感になるのは、今どれほどのものを持っているかということよりも、失うかもしれないものについての懸念や得られるものへの期待の方だといいます
現代社会は、次第にさまざまな少数者という概念で理解されるべきものになっている
選挙というのは…欲求不満を民主的に表現するのにおあつらえ向きの瞬間ということになってしまった
でも、戦争するよりはマシだと。そりゃそっか。頭突きはいけません>自分 だから、「ポスト選挙制の民主主義」を探さないといけない、とのこと。
wikipedia:ナポレオン3世は元祖wikipedia:ポピュリズムか:だれが何をしたら「ポピュリズム」なのか その本質を深く考えてみる:朝日新聞GLOBE+
民主主義の未完の部分を克服し前進させるには…(中略)…もっと複雑にし、その形を多元化することによってだ
憲法とは、人民が与えた信任を、統治する者が人民に対して悪用することがないように、人民の側が持っている保障だ
とのこと。
民主主義とはなによりも、みんなでよく議論していっしょに歴史をつくっていくことを意味している
wikipedia:フランス革命のころこんな格言があったそうだ。
選挙は人民の声。民主主義は人民の目。
wikipedia:ブレグジットは、「より小さく主権的である方が、より主権が制限されより大きな全体の一部であるのと比べてよいという賭け」だそうだ。
時間かせぎの資本主義 - たーくんの狂人日記に書いてあったらしいんだけど、世界の三重危機は
- 銀行危機
- 国家債務危機
- 成長危機
だそうだ。
リベラル・パラドックスとかいうのもあるそうで。
wikipedia:シェンゲン協定も勉強しておかなあきまへんな…
日本は言うほど単一文化の国ではありません
移民政策に失敗した国は、21世紀の負け組になるでしょう
という訳で、デジタル書き抜きしただけで、特にこれといった感想はないんですけどねorz