
「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 (文春新書)
- 作者: エマニュエル・トッド,堀茂樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2015/05/20
- メディア: 新書
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google:ドイツ第四帝国なんちゅー話もあるんだってね。
本書が出た頃はwikipedia:共和国大統領 (フランス)はwikipedia:フランソワ・オランドだったが、トッドさん曰く「ドイツ副首相」だそうだ。
こんな言い回しもあるんだと:‘Punish France, Ignore Germany, Forgive Russia’ No Longer Fits*1
ドイツ経済のダイナミズムは単にドイツだけのものではない
トッドさん*2は、wikipedia:帝国以後で名前が売れたんだね。その前に『最後の転落』という書も著わしているようだが。
大不況の経済的ストレスに直面したとき、リベラルな民主主義の国であるアメリカはルーズベルトを登場させた。ところが、権威主義的で不平等な文化の国であるドイツはヒトラーを生み出したのだ。
本書ではロシアをwikipedia:権威主義的デモクラシーと評していたが、日本も同様のような気がするな…
ロシアとベラルーシの特徴は共同体家族構造にあります。
そえばこんな話もあったか:「世界男女格差ランキング2017」が発表される / 日本の順位がヤバすぎ…… | ロケットニュース24
(世界の)真のプレイヤーは米・露・独のみだそうだ。
こんなのもあるんか:wikipedia:四大銀行
成長した経済の停滞は、社会構造の上層部に不用な金銭が蓄積されていることによる
やっぱりwikipedia:21世紀の資本*3が言うように、
累進課税の富裕税を、それも世界的に導入することを提案している。
ですかね…
ふーん、こんなのもあるんか:野村證券 | ディスインフレーション(証券用語解説集)
「直系家族」とかいうのもあるそうで:昔から受け継がれてきた直系家族をなくさない日本|終活ねっと
市場と呼ばれているのは単に、国家を玩具にする最富裕層のことにほかなりません。
政権交代よりも好んで国民一致を実践する国を民主主義的と形容する気には、私は必ずしもなれません。
本書ではドイツの話だったけどね。
今日の状況は、ナチス勃興の頃よりも、あのウィルヘルム時代(wikipedia:ヴィルヘルム2世 (ドイツ皇帝)で良いのかな?)のほうに類似しています
自由貿易は…実際にはすべての国のすべての国に対する経済戦争の布告なのです
ふーん、フランスの警察のしくみは日本とはかなり違うんだ:wikipedia:フランスの警察
以上、なんか引用が多いけど。
もう一冊: