た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

裸足で逃げる

裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)

裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち (at叢書)

琉球新報の記事があった:「裸足で逃げる」著者・上間陽子さん(琉大教授)に聞く〈1〉 子どもの悲しみ見過ごす社会 - 琉球新報Style - 沖縄の毎日をちょっと楽しく新しくするウェブマガジン。

暴力を受けるということは、そのひとが自分を大切に思う気持ちを徹底的に破壊してしまう。

(暴力を受け続けてきた人は)その場から一刻も早く逃げ出すことが、暴力から逃れるために身につけたたった一つの方法だったりするんだそうだ。だからよく「やましいことがないのなら逃げるはずがない」なんて言う人がいるけど、それは被害者の心情を汲み取らない考え方だね。
障がいを持った子の母親の気持ちをデジタル書き抜き:

障がいをもっていても、在宅で暮らしていける制度があれば、変わらずに○○*1と暮らしていけるはずなのに。

この母親のしていることは、当たり前のことを当たり前にさせてくれない社会への闘いでもあるのだろう、とのこと。
市の図書館で取り寄せたんだが、家の近くの図書館(今入れないけど)にもあるやorz

*1:障害児の名。