- 作者: ウォルター・アルバレス,山田美明
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/02/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この評にあるように、wikipedia:ビッグヒストリー*1の話。大雑把に言えば、地球の歴史の尺度は人間個人の歴史のそれの百万倍と考えれば良いんだって。
そもそも著者:wikipedia:ウォルター・アルバレスは、
隕石の衝突による大量絶滅のシナリオを発表した
人なんだってね。
ここでシステムとは「複数の構成要素からなり、それぞれが相互作用する系
だそうだ。
英語圏には「クロノズーム(ChronoZoom)」とかいう年表があるそうで:自立的な個人からなる集合知、データデモクラシー | 月刊「事業構想」2012年10月号
そう、表紙の絵は「ピレネーの城」っていう題名なんだってね。:【作品解説】ルネ・マグリット「ピレネーの城」 - Artpedia / わかる、近代美術と現代美術 各章の扉の絵もこれ。
こんなのも:wikipedia:ペイル・ブルー・ドット これも、かな?wikipedia:逆転層
wikipedia:カンラン石には地球の4大元素(鉄、マグネシウム、ケイ素、酸素)がすべて含まれているんだそうだ。
炭素が生命の基礎であるように、wikipedia:ケイ素は岩石の基礎である
こんなのも:wikipedia:宇宙の距離梯子*2
こんな本もあるそうで:宇宙を支配する6つの数 (サイエンス・マスターズ) これも:火星の人〔新版〕(上) (ハヤカワ文庫SF)
wikipedia:プレートテクトニクスの"tectonics"はwikipedia:アーキテクチャと語源が一緒なんだそうだ。
Wikipedia にも書いてあるが、wikipedia:エンリケ航海王子って英語読みするとヘンリー…か。
ふーん、リスボンも地震多いんだ:wikipedia:リスボン地震
こんなんもあるそうで:wikipedia:テチス海
wikipedia:死海は有名だけど、似たようなのがアメリカのユタ州にもあるんだってね:wikipedia:グレートソルト湖
これ:種の起源 結びの言葉 の話もしてたけど、本書にあったのとはちょっと違うorz
wikipedia:熱水噴出孔も、生命が生まれた場所の可能性があるんだってね。
これも、名前は聞いたことあるなぁ。:wikipedia:レアアース仮説
人間が一生の間に食べる食物は、こちらの記事では約50トン、本書では約100トンとされていた。いずれにしろ単位がトンで、まさにトンでもない。
この:1421 - たーくんの狂人日記航海の目的も、端的に言えば貢ぎ物をあつめることだったそうで。
インドって、地質学的にはオーストラリアと近縁なんだってね。これのことか?wikipedia:インド・オーストラリアプレート
wikipedia:スペンサー・ウェルズ曰く、
自分が誰かと同じ遺伝子マーカーを持っていれば、その人自分は過去のどこかで同じ祖先をもっていたことになる
とのこと。
こんな本も:ヒトはいかにして人となったか―言語と脳の共進化
wikipedia:言語の起源は「科学の最難問」ですか。
道具の使用より火の使用の方が人間の特徴なんだそうだ。
wikipedia:キプロスの由来については、Wikipedia 参照。
本もあるようだが(時間の矢・時間の環―地質学的時間をめぐる神話と隠喩)、これもまた時間の尺度の取り方で変わってくるとか。
エピローグでは、偶然の三つの要素をまとめていた。
- 「まれ」であること
- 予測不能であること
- 「重大」な意味を持つこと
wikipedia:第一次世界大戦 の頃、軍隊の見張りの居眠りは死刑並みの重罪だったんだそうだ。オラ、その頃だったら命がいくつあっても足りないや…(親譲りで、居眠り大王ですからorz)
んなとこで。今日が貸出期限ですからねorz
続いて、持ち歩いてた文庫本:
*1:初めの方で説明されていた言によると、「過去全体を理化しようとパノラマ的な視点から見た歴史」のことで、著者はこれを宇宙、地球、生命、人間の4つの領域の組み合わせだと考えているそうだ。
*2:昔(ガキの頃)、wikipedia:ニュートン (雑誌)かなんかで見かけたかも。