た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

アインシュタインの時計、ポアンカレの地図

アインシュタインの時計 ポアンカレの地図―鋳造される時間―

アインシュタインの時計 ポアンカレの地図―鋳造される時間―

市の図書館で見かけて手を出した。
出版社の記事:アインシュタインの時計 ポアンカレの地図 « 名古屋大学出版会
本書は、要するに時計の探検物語だそうだ。
wikipedia:アルベルト・アインシュタイン

うまい冗談は何度も繰り返すものではない

と言ってるそうだ。ヱ、誰ですか、アナタの場合そもそも冗談がうまくない、とか言ってるのは。えぇ、自覚はありますよorz
うーん、でも臨界蛋白光(リンカイタンパクコウ)とは - コトバンクは知らんなぁorz
wikipedia:アゾレス諸島も調べんとわからんなぁorz
あと切っ先/鋒(きっさき)の意味 - goo国語辞書も、平仮名で書かれると余計わかりませんorz
wikipedia:アンリ・ポアンカレ曰く、

直観のない数学者は、文法以外何もなしに独房に閉じ込められた作家のようなもの

だそうだ。わかるような、わからんようなorz
wikipedia:コンベンションって、大きく分けて3つの意味があるんだね。
19世紀以前は、時計には秒針はおろか分針もなかったんだそうだ。
で、ググったらこれ:wikipedia:協定世界時がヒットするように、時間は(一言で言えば)「取り決め」だそうだ。ポアンカレも「同時性は規約である」と論じているそうだ。

フランス語がフランス語で表される真理よりも前から存在していたとは論理的に言えない

わかるような、わからんような例え。そんなの多いねorz
wikipedia:ヘンドリック・ローレンツが「理論物理学者」という新しい職業区分を具現する助けになったんだとか。元祖理論屋、ってこと?
あとこれ:アインシュタイン『何も考えずに権威を敬うことは、真実に対する最大の敵である。』|インクワイアリー
ポアンカレが書いたところでは、

原理は規約と定義が姿を変えたものである。

そうだ。
晩年のアインシュタインは、半分は予言者、半分はマスコットだったそうだ。
あと、最後にあったアインシュタインの言:

私たち筋金入りの物理学者にとっては、過去、現在、未来の区別は強固とはいえ、錯覚でしかありません。

靴を履いている、履いていないの違いも?
という訳で、市の中央図書館は遠いけど、たまに行く分には面白いところ。昨年度は長いこと工事してて今月からリニューアルオープンしたんだけど、中身は(ほとんど)前と一緒だったorz