- 作者: アドリアナペトリーナ,粥川準二,Adriana Petryna,森本麻衣子,若松文貴
- 出版社/メーカー: 人文書院
- 発売日: 2016/01/23
- メディア: 単行本
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朝日新聞の書評:知識が生きる力に 福島との共通点も|好書好日
Wikipedia では、原因などはこうなってる。wikipedia:チェルノブイリ原子力発電所事故
ヴィーナ・ダス:みすず書房という方が、wikipedia:ボパール化学工場事故に関して、こう言ってるそうだ。
痛みや苦しみが積極的に作り上げられ分配される経験である
健康とは、社会的に構築されるものであると同時に、世界の中に存在しそこで進化していくための、意見の一致を見ない一つの方法でもあるのだ
こんなこともあったんだ。wikipedia:ホロドモール
はぁなるほど。植物神経って、自律神経のことか。自律神経(内分泌・ホルモン)失調症 なんてふうに、訳がこなれてないかよはいくつかあるのが残念orz 器質性脳障害なんていうのも、僕には高次脳機能障害って書いてくれた方がわかりやすいなぁ(イコールではないようだが)。
チェルノブイリは「生きた実験室」だそうだ。なんか背筋が寒くなる…(夏だからO.K.?)
こんな話もあるそうだ。脳の被ばくにより統合失調症になりやくなるという報告があり、浜松医科大学の動物実験で確認されている。 | たむごん
そえばこういう問題もあるね。wikipedia:社会的入院
という訳で、一応読みましたよ、と。でも暑いから、返しに行く元気なくなってきたなぁorz ま、今日じゃなくても良いのだ。
あ、そうだ。帯の文字:
生命とリスクはどのように測られるのか。科学と政治、科学のアリーナに立ち現れる生物学*2化する市民たち。
チェルノブイリからフクシマへ
原子力災害の「その後」を生きる
著者は、政府機関、病院、研究所のほか、被害を受けた家庭や「ゾーン」の労働者などに密着したフィールドワークを通じて、ポスト社会主義の混乱のなかで人びとが直面する現実を明らかにした。チェルノブイリが形作った新国家ウクライナのありようだけでなく、放射線被害が、市民や地域の変容、また国際的な政治的・経済的かけひきの契機となっている現状を鮮やかに捉えた、災害研究の必読書であり、医療人類学、医療社会学、生命倫理の議論においても注目される。本書の問題提起は、とりわけ311以降の日本に鋭く迫る。
もう一冊読み切った。
*1:訳者の森本さんによる寄稿はネットで読めるけど、個人的には解説を書いてる粥川準二 | 著者 | SYNODOS -シノドス-の文があれば良い、と思った。それは買って読んでね、ということか…
*2:バイオ