- 作者: ピーター・ウォード,ジョゼフ・カーシュヴィンク,梶山あゆみ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2016/01/13
- メディア: 単行本
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wikipedia:生命の起源の話。
自然選択というこの上なく無慈悲な現象を通して、気の遠くなるような年月をかけて徐々に混ぜ合わされ、蓄積されてきたもの。それがDNAである。
そうだ。
歴史を文章として綴るとき、視点に偏りが生じるのは避けられないことであり
wikipedia:地質年代には、あまり聞かないミシシッピ期とかペンシルバニア期というのもあるそうだ(地質年代表)。本書ではアメリカ独自の用語だ、と説明されていたが。
私たちは、歴史の中に閉じ込められている
著者らが推しているのは、wikipedia:レアアース仮説だそうだ。
こんなのも:wikipedia:テイア (仮説上の天体)
生と死は、私たちが考えているよりはるかに複雑な状態であるらしい。
wikipedia:エルヴィン・シュレーディンガーは、wikipedia:生命とは何かで「負のエントロピー」(Google 先生によるとwikipedia:ネゲントロピー)というのを提唱しているんだそうだ。
メタボ…って、もともとwikipedia:代謝のことなんだね。今はググってもwikipedia:メタボリックシンドロームのことばっかりヒットするけどorz
- 作者: ポール・デイヴィス,木山英明
- 出版社/メーカー: 明石書店
- 発売日: 2014/05/24
- メディア: 単行本
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NASA も生命を定義しているそうで、ググったらこんなんヒットした。:生物の起源
グリーンランドにこんなところもあるそうだ。グリーンランド・イスア地域の岩石に刻まれた初期地球の姿(PDF)
これ:【ガチ科学】地球の生命は火星由来説を支持する研究者急増! コロンビア大科学者「ワレワレは火星人」は、著者らもイチ推しだそうだ。
(硫化水素は)生と死をともに司る分子と言える
基本的に生命は怠惰
wikipedia:バージェス頁岩 や2.3.ゾルンホーフェン石灰岩 - 地学の鍋、wikipedia:ヘルクリーク累層に並び、wikipedia:エディアカラ生物群が世界でもっとも有名な化石産地だそうだ。北海道では最近「むかわ竜」というのを売り出したけど:http://www.town.mukawa.lg.jp/3616.htm
ところで著者は、wikipedia:スノーボールアースの提唱者だそうだ。
という訳で、借りたときは読む気満々だったが、1/3くらい読んだところで、先の長さに読み通す気力が萎えたorz
あ、そうだ。市の図書館の本だから、帯があるんだよね。
「絶滅と繁栄の生命進化史」
生命は火星で誕生し、地球の大気組成の変化が幾度もの大量絶滅とそれにつづく進化を推し進めた!
生物は幾度もの大量絶滅を経験し、スノーボールアースや酸素濃度といった地球環境の劇的な変化に適応することで進化しつづけてきた。生命はどこでどのように誕生し、何が進化を推し進めてきたのかを、wikipedia:宇宙生物学や地球生物学といった最新の研究結果をもとに解き明かし、生物の生き残りをかけた巧妙な戦略と苦闘の歴史を新たな視点で描き直す!