21世紀のグローバル・ファシズム―侵略戦争と暗黒社会を許さないために
- 作者: 木村朗,前田朗
- 出版社/メーカー: 耕文社
- 発売日: 2013/12
- メディア: 単行本
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グローバル・ファシズムというのは、
世界的規模での戦争国家・警察国家化
だそうだ。
wikipedia:特定秘密の保護に関する法律は、本書編集時点では「特別秘密保全法」として議論されていたようで。こういう看板のかけ替えは何かニオうなぁ。
独裁と独裁の生まれる全過程が、まずなによりも注意をそらせることだったわけです。とにかく考えることをしたくない人びとには、独裁は考えないでいい口実になりました
彼らは自由だと思っていた―元ナチ党員十人の思想と行動からの孫引きですが。
「韓国のヒロシマ」というのもあるんだとか。:韓国のヒロシマとよばれる慶州南道 陜川(ハプチョン)... - East Asia Youth Network | Facebook
日本で 3.11 と言えばwikipedia:東日本大震災だけど、マドリードではwikipedia:マドリード列車爆破テロ事件になるんだとか。
虚偽は暴力の母
↑はwikipedia:マハトマ・ガンディーの言らしいが。
権力者を批判すると、権力者は暴力を使ってでも批判者を黙らせようとする。これを弾圧という。
最後の方にあったまとめは、
本書では、最近、東アジアにおいて、特に日本でとみに顕著になっている戦争賛美、軍事化、言論操作、盗聴と監視、排外主義、ヘイトクライムの横行、国家権力と巨大多国籍企業の癒着による「新自由主義」の横行、「効率と競争」を金科玉条とする市場の壟断*1と人間の奴隷化が進行する状況をグローバル・ファシズムの到来としてとらえ、警鐘を鳴らそうとしています。
ということだそうで。
という訳で、なぜか重たい本で読むのは疲れたorz
あと、こっちは読みかけ放置orz
*1:ろうだん。読めないよorz