- 作者: 宇都宮浄人
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2012/03/01
- メディア: 単行本
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第1章では、wikipedia:利光鶴松の話をしてた。
参考文献に鉄道は誰のものか - たーくんの狂人日記は載ってなかったけど、よく考えたら本書の方が古いかorzwikipedia:中央新幹線も
民間ビジネスとして建設される
ことになってたしorz
「イコールフィッティング」という考え方もあるそうだ。総合交通体系の論点(PDF)
Wikipedia にも書いてあるが、wikipedia:湘南電車は「遭難電車」と揶揄されたこともあったそうだ。
(電車は)ポルシェより速い
という言葉が使われたこともあったんだとか。確かに、都会だとそうだね。緑の中ならポルシェの勝ちだが。
wikipedia:LRTも、
床が低い車両が導入されることよりも、公共交通システムとしてバリアフリーが実現されていることが重要である
とのこと。
チューリッヒでは、ゴミの回収もLRTでやったりするそうだ。
鉄道にはオプション価値があるんだそうだ。地方鉄道のオプション価値測定に関する研究(PDF)
ところが、現在の日本は、企業のみならず社会全体が近視眼的になり、短期的に見える部分でしか物事を評価しないという問題に陥っている
そしたらオラは、wikipedia:不可能を可能にする男? Wikipedia には載ってないけど、オラが思い出すのはこっち。
耳の悪い人*1用に:日本の口上のセンスの良さは異常 | 清楚警察署
本来は、無駄なコストを抑えつつも、質の高いサービスを提供する企業を称賛するべき
鉄道においても、日本は20世紀の成功物語を脱する必要があるのではないか、とのことでした。で、ググったらこんなページも:20世紀から抜け切らない日本の成長モデル 小島明のGlobal Watch 日本経済研究センター
日本にとって21世紀はまだ遠いのだろうか。
しかし、本書は誤植が多いんだよね…LRTをLTRなんて綴ってた箇所があったし、巻末注の記号はあるのに巻末に載ってない注があったりorz著者の責任か出版社の責任か。ここに書いたろか?ま、図書館の本だしやらないけど。
*1:って、オラのことだよ!