た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

死の淵を見た男

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

僕が借りた本には「寄贈」の印が押されていた。でも今は文庫になってるようだね。
死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫)

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発 (角川文庫)

wikipedia:福島第一原子力発電所事故を巡るドキュメンタリーなんですが。
しかしあれだね。トシとると、涙腺が緩くなるね(キチガイ男子たる者、涙をこぼすことはなかったが、多田さん
http://pbs.twimg.com/profile_images/2400129095/oidqnwcftzzj1hp5ux62.jpeg
の表現を借りると、ムネアツ(胸が熱くなる)にはなった)。
Wikipedia にも書いてあるが、wikipedia:福島第一原子力発電所は旧陸軍の飛行場だったそうだ。

やはり、ガーッと鳴ってる時は、人間はなかなか冷静になることができません。

しかし、関西弁をそのまま平仮名で書かれると、読みづらいね…

こんなこと起こらないかんねん

最初、「怒らない」「かんねん」と読んで訳わかめだったorz こういう時は、「いかん」を片仮名にしてくれりゃいいのに。「起こらなイカンねん」
結局、日本では、

事業者も行政も、「安全」より「採算」を優先する道を選んだ

というのが「おわりに」での結論かな?
そうそう、ググったらこんな記事も:吉田調書 - フクシマ・フィフティーの真相 - 特集・連載:朝日新聞デジタル