- 作者: アダム・ロジャース,夏野徹也
- 出版社/メーカー: 白揚社
- 発売日: 2016/08/05
- メディア: 単行本
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この点についても科学は非常に遅れていて、他のことはあまりわかっていない。
化学者と生物学者というものは、いつだって話が合わない(しかし長年の恩讐を超えて両者が協力することにより、のちにwikipedia:生化学が生まれたそうだ)。
物理はどうした?!と思ったら、そのすぐ後に
物理学者?ここでは入れないでおこう。
とありましたorz
除外されて悲しいから、揚げ足取りをしてやろう(もっとも、これは著者ではなく翻訳の問題だが)。
これはちょっとしたスキャンルになった
蒸留酒は味が安定しているものと見なされる。
wikipedia:テロワールって何じゃ?とカチンときてググったけど、あとでちゃんと説明があったし、本書には索引もありましたorz 教訓:ググるのも、目次を見てからにしよう。
ブランドを成功させる唯一の方法は、一貫性を保つことです。
ロマンはない、そうだ。
還元主義は、科学の原動力
でも、(究極的には)google:世界は分けてもわからないんだけど。
wikipedia:共沸限界というものがあって、本書では(Wikipediaより細かい)95.57 % という数字が紹介されていた。
ふーん、wikipedia:バイオマスエタノールって、
その製造工程は蒸留酒生産と重なる。(【科学用語の基礎知識】 - バイオエタノール(Bioethanol) | マイナビニュース)
んだそうだ。
右の記事は日本のウィスキーの話だが:日本産ウイスキー、世界各地で品薄すぎて本場・英国人もキレ気味 - まぐまぐニュース!、世界的に熟成されたウィスキー*1は希少品のようだ。
増加し続ける取引の需要、適切な運転資金の欠如、短期のリターンへの傾倒、公正を欠く過当競合、そのほかビジネスに及ぼす影響が、生産者たちに可能な限り短時間で製品を市場へ出すように強いる
それがビジネスの宿命?そして真に美味なものは失われる、と。確か、昔のトウモロコシもそうだ。昔のトウモロコシが食べたい -夏休みの思いでは大釜でゆでたトウモロコ- その他(教育・科学・学問) | 教えて!goo
wikipedia:味覚は、基本となる5つの味に「こく味」を加える学者もいるんだとか。コクとは?~コク味物質「グルタチオン」と「グルタミルバリルグリシン」~ | 味覚ステーション
最後は、wikipedia:クラークの三法則(の3番)になぞらえて、
と結んでいました。
という訳で、日曜日の読書でした。
*1:大雑把に言うとビールを蒸留したもの:サントリー なるほどコール 赤坂5丁目分室