- 作者: 清義明
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2016/07/16
- メディア: 単行本
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普段はスポーツ物はスルーなんだけど、たまたま目に留まったので、読んでみた。なかなか面白かった。
だが、多くのサッカーファンは知っている。サッカーにおけるナショナリズムは「フィクション」であることを。
だから、自分のひいきのチームの試合の結果は知っていても、代表チームの結果は知らなかったりするんだそうだ。つまり、
サッカー*1は、敵と味方を可視化し、ひとつの旗のもとで団結することをたやすく実現する
んだそうだ。もともとスポーツにはそういう要素があるようだね。
でも自分と他者との区別を強調し過ぎるとダークサイドにおちる訳で。
差別は差別する側の意識ではなく、差別される側の心の問題だ(からだ。)
ニッポンチャチャチャの由来は、はてなキーワードにありましたorz(本書で紹介されてたのは1番)
また、司馬遼太郎のことば(ググったら著者のツイッターがヒット:Twilog)を引用しつつ、だからこそこれを日本に当てはめて必要以上にwikipedia:旭日旗を掲揚することにも疑問を呈していた。
wikipedia:朴正煕*2は、こんなこと言ってたそうだ。:
全文表示 | 面倒な存在、竹島を「爆破したい」 朴正煕元大統領、石原慎太郎氏に明かしていた : J-CASTニュース
また、こんなこと言った人もいたんだとか。:ボアテング:「人種差別はマラリアのよう」 | Goal.com
というとこらへんかな?(書き忘れもあるような気*3もするが、腹減ったorz 食事の後は、返却に行かねば。)
で、図書館で読みかけた本→そえば[背取り]タグ作ったんだったねorz作ったそばから忘れてちゃ、ダメっしょ!:
*1:そもそも予備校のT教師(だったかな?)なら、「いいかいキミたち、サッカーなんていう野蛮な言葉使っちゃダメだよ〜あれは football って言うんだよ〜」とか言ってたが。
*2:今、娘さんが大変ですね。
*3:12/12追記。やっぱり書き忘れてた。本書によれば、wikipedia:フーリガンが極右だとかいうのもマスコミがつくったステレオタイプだそうだ。