- 作者: 早川タダノリ
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2016/06/30
- メディア: 単行本
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前回*1はあとがきからの引用だったので、今回ははじめに、から引用。
昨今の「日本スゴイ」本ブームが何かの前触れでなければいいのだが、残念ながらそうした楽観的な期待はいまのところもてそうにない。
最近?頭が気になるオラは、次の文に反応orz
それ(西洋人の毛深さ)を見ると、われわれはいささか得意になって、「まだ西洋人は、毛の抜け方が足らぬぞ。それはとりもなほ*2さず動物に近いのだ!」といつて日本人の体を見せてやりたくなるのである。
ま、頭髪と体毛の違いはありますが。
最敬礼(wikipedia:敬礼)は天皇・皇族に対してだけするものらしいね。
戦中は、学校の掃除ですら戦争遂行に結び付けられたりしてたそうだ。
共栄圏発展案内書 - 国立国会図書館デジタルコレクションによると、wikipedia:大東亜共栄圏にはオーストラリアも含まれていたんだとか。
最後の文句が気に入ったので、デジタル書き抜き。
版元の記事:「日本スゴイ」のディストピア 戦時下自画自賛の系譜 | 青弓社
内容的には、この記事とも共通点が多いかな?氾濫する「日本、スゴーイ」ブームに感じる違和感
そえば著者のブログは hatena だった。虚構の皇国
あと、図書館で読みかけた本: