新しい道徳

新しい道徳

最初に引用されてたのは、芥川龍之介 侏儒の言葉の「修身」の文章。というわけで、wikipedia:ビートたけし（北野武）先生が道徳について語った書。しかしwikipedia:タケちゃんマンが道徳について語るとはねぇ。オラとは違って、事故った時の頭の打ちどころが良かったんでしょうなぁ。

おそらく本当に語っただけ、つまり口述筆記なんでしょうなぁ。こういう本は、細かい部分の揚げ足とっちゃダメだね。
でもその分、読みやすい。古本屋で見かければ、買っても良いと思わせる内容。
結局、副題にあるような「いいことをすると気持ちがいい」とかいうのは年寄りの戯言だから耳を貸す必要はない、そんなことより、自分の頭で考え、自分の心で判断できる子どもを育てる方が大切だろう、ということでした。
ちょっくらwikipedia:ジャン・アンリ・ファーブルの言をググったら、こんな記事もヒットした。自由は秩序を作り、強制は無秩序を生む - 空観方程式