うーん、(図書館の本だから)文庫じゃないんだけど…ま、表紙は同じっぽいし、ええわ。
- 作者: トムジーグフリード,Tom Siegfried,冨永星
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/09/03
- メディア: 文庫
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行動科学を統合するための統一言語となった
んだと。んで物理でも特にwikipedia:統計力学との結びつきが強いようだ(最後の方には量子ゲーム理論(参考記事)なるものも登場してたが)。ある意味で「ゲーム理論と統計力学はお互いの分身」なんだって。
wikipedia:ファウンデーション (小説)は、アラビア語に訳すとなんとアル・カイダになるそうだ。「ファウンデーション」(銀河帝国興亡史):上級英語への道:So-netブログ
アダム・スミスの「国富論」は通称で、本当はwikipedia:諸国民の富の性質と原因の研究とかいうそうだ。
ググっても見当たらないのでデジタル書き抜きしておくと、wikipedia:功利主義で使われる「効用」とは、wikipedia:功利主義wikipedia:ジェレミ・ベンサムの著作によれば
対象となるものが持っている性質であって、利益や便益や善や幸福を生み出す傾向があるが…ないしは…損害や苦痛や悪しきものや不幸を避ける傾向がある
とのことだった。
なんかでも、個人にとっての最適解が、社会全体にとっては好ましくない結果をもたらすこともあるらしい。
また、「科学は、…どちらかというと、文法に似ている。」とのこと。つまり、磐石な基盤があるわけではなく、文法学者が実際に話している様子を観察によって体系化するように、どういうわけか自然を理解するのに役に立つ、さまざまな方法を寄せ集めるところから始まった、とのこと。つまり科学とは実験だけでもなければ理論だけでもなく、これら二つが複雑に絡み合ってできたものなんだそうだ。
また、確率というのもwikipedia:主観確率と客観確率(Wikipedia の解説参照)がある、とのこと。
wikipedia:囚人のジレンマで有名?なしっぺ返し戦略(本書ではオウム返し戦略、と)は、一対一の戦いには弱いんだそうだ。つまり、これで万能、という戦略はなく、どれも状況(環境)次第、ということのようだ。
wikipedia:ナッシュ均衡が一つだけではなく複数あることもあるんだとか。
そーえば、"representative agent model"を「代表的な投資家モデル」と訳してたけど、「投資家」は誤訳では?Wikipedia では、こう訳している:wikipedia:代表的個人 その他、翻訳に疑問のあるところも散見された。注だけど、wikipedia:ピエール=シモン・ラプラスのことを「ら婦明日」なんていう誤植もあったし。思わず、「どんな明日やねん!」と突っ込むのはオラだけ?
てなところで。この後、図書館で読みかけた本が続く*1。
*1:本当は図書館のパソコンで書いちゃおうか、とも思ったんだけど、やっぱ(ノートPCは)使いづらいので、家帰ってきたorz