- 作者: 宇根豊
- 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
- 発売日: 2015/03/20
- メディア: 単行本
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冒頭で述べられていたのは、
国破れて山河あり - 故事ことわざ辞典と言います*1。現代はまったく逆です。国は栄えているのに*2、山河が年々荒れていくのです。
という話で、まったくおっしゃる通りですね。
という訳で、愛郷心(パトリオティズム)の延長上に愛国心(ナショナリズム)がある、という素朴な考え方を否定し、そもそもwikipedia:国民国家としての日本は明治政府が作り出したものだから、国を大事にするのではなく在所(故郷?)を大事に考えていこう、ということでした。
てか、日本十進分類法が611.1(農業経済?)ですから、理解できたのはそんなところですかねorz
自分たちの生きる母体をないがしろにして恥じないナショナリズムが…(中略)…国家単位に膨張した金欲にすぎないのに「国益」とは笑わせます。
あと本書で何度か主張していたのは、
生きものの生に効率を求めるのは破廉恥
という話でした。
そんなところでご勘弁を。感想書く前に酒かっ食らったから、頭が回らん、いや別の意味で回ってるのだorzまぁそれ言ったら、オラの頭は24時間回って(狂って)います、が(参考続きを一節。濃い目のサングラスも狂人のしるし11階で狂っていますクルクルwikipedia:ぱピー、クルクルwikipedia:ぱピー、ジャパニーズクルクルwikipedia:ぱピー)。
*1:ただガキの頃習った記憶によると、この成句が言う「国」というのは、wikipedia:杜甫の時代の「国」だから、現代のwikipedia:国民国家とは少し意味が違うはずなんだが。