- 作者: ダニエル・タメット,古屋美登里
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/07/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
なんか数学の知識に基づいた?エッセイ集。もっともこの「エッセイ」というのは、訳者あとがきによると、
本来、身近なことを書きながら、その奥にある普遍的なものや知的な真実を伝え、読み手にも思索を促す文章のこと
だそうで、ここで書いたサックス氏のエッセイ同様軽く読み流せるようなものではないでしょう。書き写した量は、単純に見比べても最近読んだ本二冊分にあたる。
と思ったら、アサヒの書評も発見した:http://book.asahi.com/reviews/column/2014082200002.html
wikipedia:ピタゴラスの本名はわかってないらしい。
数の単位のwikipedia:グーゴルは、
1グーゴルは観測可能な範囲の宇宙に存在している原子の数(およそ1079から1081個と推算されている)よりも多い。
んだってね。
wikipedia:フリードリヒ・ニーチェ曰く、
人がそう願うような空間と構造を創り出すことが都市の目的である
そうだ。なんか、この辺:[読書]ぼくの住まい論、など - たーくんの狂人日記の話も思い出して、
wikipedia:高度合成数っていうのもあって、キリの良い数に近いものとして 5040 が挙げられていた。
フランスで暮らしているイギリス人の筆者が痛感するのは、
国家がそれぞれの歴史観に合うように(歴史の)「原因」を選んで改変している
ということだそうだ。日本も他人ごとではない、と思うんだけど(ry
http://www.d2.dion.ne.jp/~hmurata/goro/pi.htmlの語呂合わせなんて話もあった。理系の端くれだけど、僕は知りませんでしたねorz
wikipedia:ポール・エルデシュの発言をググったら、こんなんヒットした。:wikipedia:数学的な美
あとこんなんとか。:wikipedia:神の存在証明
ま、でも最後に気に入った言葉は、これだ!
人間の本質は(wikipedia:アドルフ・ケトレーらの信じていたように)平均値の中にあるのではなく、無限の多様性の中にある。
あと、そーえばこんな話もあった。:日本人に馴染みのある奇数と素数 | Japanese style web design いろはクロス
という訳で、キリないしこの辺で止めよっと。
で、返しに行った図書館で見かけた本: