ありえない生きもの―生命の概念をくつがえす生物は存在するか?
- 作者: デイヴィッド・トゥーミー,越智典子
- 出版社/メーカー: 白揚社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本
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「生きもの」というから生物学の話か、と思ったら、本書で言う「ありえない生きもの(奇想天外生物)」は
地球の全生物の共通祖先(LUCA)の子孫でない生物
だそうで、必然的?に宇宙にも目を向ける以上、wikipedia:宇宙論の話も出てくるから?、最後の方はついてけませんでしたorz
そもそも(現在)生物学には九つ
の専門分野があるそうで、「生物」の定義*1も分野間によって多少異なるらしい。
物理屋はwikipedia:カイラリティっていうけど、化学の世界ではwikipedia:キラリティーになるんだ。
いずれにしろ、本書でいう「生物」はwikipedia:古細菌やwikipedia:真正細菌(バクテリア)も含み、極限環境生物の大半はこれになるから、「生きもの」という語に惹かれて読むと、正直期待外れになるでしょうorz ま、表紙に"WIRED LIFE"の文字も見えるから、英語力を向上させてそういう勘違いを防ぐべきなんでしょうなぁ。でも、オラの現在の環境では英語はほぼ無縁orz
あ、そうだ。もう一個書き忘れ。
理論物理学者は、ある現象の詳細よりも、それらが示す根本原理の方に興味をもつ傾向がある。
ま、そうでしょうな。
その他、図書館で読みかけた本:
*1:哲学専攻の学生に聞けば、「見ればわかる」と答えるそうだが。