- 作者: フランスドゥ・ヴァール,Frans de Waal,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2014/11/28
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (7件) を見る
化石人骨としてはwikipedia:ルーシー (アウストラロピテクス)が有名だけど、wikipedia:アルディ (アルディピテクス)っちゅーのもいるんだってね。
本書によれば、「wikipedia:リチャード・ドーキンス、wikipedia:クリストファー・ヒッチェンズ、google:サム・ハリス]、[wikipedia:ダニエル・デネット]はネオ[wikipedia:無神論の四騎士」だそうだ。随所に出てきた。でも本書の主張としては、そういう見方とは一線を画し、協力性などは霊長類にも見られ、集団行動をする動物には利点があるのだから、宗教もあって良い、ということかな?あるいは最後の方では、
宗教が私たちに道徳律を与えたのではなく、大がかりな宗教が創り出されて、道徳性を増強したのだ。
と主張していた。でもそういうふうに、道徳の話に宗教(当然キリスト教なんでしょうが)が出てこざるを得ないのは、やっぱりアメリカさんの本だからかなぁ?もちろん、宗教と道徳は切っても切り離せないでしょうが。
しかし、wikipedia:自然主義的誤謬やwikipedia:不可知論なんてー話もあり、こうなってしまいますなぁorz
その他、返しに行った図書館で読んでた本: