- 作者: ポール・ブルーム,竹田円
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2015/05/13
- メディア: 単行本
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人類の最大の問題点は、私たちの思いやりの輪が非情なまでに小さくなりがちであること、と言えるかもしれない
なんか著者はwikipedia:発達心理学者で、ものごころついた頃から道徳に惹きつけられていて、wikipedia:ジョンズ・ホプキンス大学で2007〜08年に行なわれた「宗教の認知科学」という連続講義が本書の元になったそうだ。道徳について述べた最後の章「よい人になるために」が一番力の入った部分のようだが、そこへの展開がちょっと唐突かなぁ、という感想をもった。まぁ副題も「…善悪の起源」となってるから、ちゃんと見てから読めよ、という説もあるが。
本書では、赤ちゃんを相手に死んだフリするとあかちゃんがむずかり出す、と記述されていたが、ググってみたらこちらの記事ではノーリアクションだそうだ。さて、真実はどこに?例によって「人によって違う」が Final Answer か?
二歳児は大変なんだと。:人見知りの情報>世界の共通語 恐るべき2歳児とは 連想したのが、wikipedia:絶叫する60度
二つの党派は、共通の大義・敵によって一つになる。
人間は区別するように生まれついてはいるが、具体的にどう区別するかを教えるのは環境だ。
人の体から生じるもので、ほとんど嫌悪を感じさせないものが一つある。涙だ。
共感は思いやりに発展することが多いのと同じように、嫌悪は反感につながることが多い、らしい。
あ、そうだ。wikipedia:自閉症児はフィクションへの関心が低いらしい。オラも自閉症児を対象とする学校に通ってたくらいだし、このブログの一覧見ればわかるようにフィクションへの関心はきわめて低いから、やっぱりそういうことなのかなぁ?でもオラのフィクションへの関心の低さは、事故以前からのような気もするが。
訳者あとがきで、
- 作者: フランスドゥ・ヴァール,Frans de Waal,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2014/11/28
- メディア: 単行本
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- 作者: クリストファーボーム,Christopher Boehm,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: 白揚社
- 発売日: 2014/11/01
- メディア: 単行本
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てなとこで。