- 作者: ポールコリンズ,山田和子
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2014/08/26
- メディア: 単行本
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書名の「バンヴァードのwikipedia:阿房宮」は、動くパノラマで一儲けしたジョン・バンヴァードが建てた城のような豪邸に地元住民がつけたあだ名なんだそうだ。
アメリカ合衆国は成功者の国
で、
モラルのない成功などという考えは、アメリカ人には耐えられない。
んだそうだ。某マ○クロソフト社が成功したのも、多分に偶然の要因が大きい、という説もあるんだが(この辺とか)。よく、Windows は Apple の GUI を真似ただけだ、と言われる同社にモラルがあるのかどーかは置いといて。
朝日新聞書評:http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2014092800012.html
ただね、本書は(後半で)やたらめったら難しい漢字を使われて閉口した。「素寒貧」くらいはスカンピンのことだな、と想像つくしいいんだけど、「諄々と」*1なんて読めませんorzそもそも、書けない*2。あと、「錚錚たる」*3こんなの、ガッコーでは仮名で書くよう習ったと思うんだけど?もちろん、(特に現代社会では)ガッコーで習ったことが全てではありませんが。その割には、「機織り」の「機」に「はた」と振り仮名が振ってあったり、振り仮名をふる基準がよくわからない*4。
あと、図書館で見かけた本:
*1:くどくどと、と読めばいいらしい。諄々(くどくど)とは - 諄々の読み方 Weblio辞書 これなんかは、読み方わかれば意味もわかるよね。
*2:僕は、コンピューター化が進んでいる現代社会でも、そもそも手で書けないような漢字は、使うべきではないと思うんだよね。どうしても使いたいんなら、ルビ(振り仮名)つけて、索引などあとで調べる手段を提供するべき。
*3:そうそうたる、と読めばいいらしい。錚々たるの意味や漢字 Weblio辞書
*4:と書いて、読み直して思い当たったのは、複数回使われる漢字には振り仮名があるな、ということ。でも一回だろうが二回以上だろうが、僕は読めない漢字に出会うと読み方気になるけど?