た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

死体捜索犬ソロが見た驚くべき世界

死体捜索犬ソロが見た驚くべき世界

死体捜索犬ソロが見た驚くべき世界

ここで見かけたのを、借りてちゃんと読みました(斜め読みだけど)。
犬と死は関係が深いらしい。そうえば冥界の番犬はwikipedia:ケルベロスだもんね。AO君は喜ぶかな?
一般に動物の嗅覚は人間より優れているから、例えば爆弾探知を猫にやらせてみる、とかいう話もあるらしいんだけど、猫は見つけても人間に教える気がないからダメなんだそうだ。
犬のにおい分析は、言わば人間の顔認識(光の情報から、パターン認識をする)だそうだ。
犬にも共通点がありそうだけど、子どもの発達には4つ*1のH(Heart,Hand,Head,Health)が必要、とのこと。
でも、実際の捜索活動では、10分の9は何も見つからないから、「ここには何もない」という情報も有用なんだそうだ。
そーえば翻訳書にはよく英語の略語が出てくるけど、あれは邦訳だけじゃなくて英語の綴りも書いてくれた方が親切だね。本書に出てきたのは JPAC というやつ(これのこと)で、綴り書いておいてくれたからわかったけど、書いてくれないと「ん?Japan Particle Accelerator Conference か?でもそんなのなかったよなぁ。」とか悩むところでしたorz(わかる人にはわかる、内輪ネタ)
あと翻訳にケチをつけると、スプリング・ビューティーはカタカナで書くんじゃなくて春の女神とかちゃんと訳して欲しいなぁ。ま、私はカタカナ英語嫌いの狂人ですが。また、南部戦争とかいう訳語が出てきたんだけど、南北戦争の間違いだろうなぁ(Google 先生もそうおっしゃるgoogle:南部戦争)。

あと、図書館で見かけた本:

*1:ググったところ、人によって数が違うっぽいので、ここに本書の立場を書いておく。