た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

それをお金で買いますか

それをお金で買いますか――市場主義の限界

それをお金で買いますか――市場主義の限界

どの本だったかは忘れたけど、図書館で早川書房の本を読んでて巻末の広告を見て読んでないのを思い出して、借りてきて読んだ。
しかし、この商売はうまくいったんでしょうかねぇ?やっぱり急いだ、と見えて、誤植もチラホラ残ってたけど(ちなみに図書館のは、初版の翌日の日付の再版(第2版?)。
そーえば、wikipedia:マイケル・サンデル先生は政治哲学者ってことだけど、やっぱり政治と経済って仲が悪いのかなぁ?*1本書中にもよく「経済学者は…」っていう記述が出てきた。あと今見直したら、

市場の効率性を増すこと自体は美徳ではない

なんて言い切ってる箇所もあったし。少なくとも日本では、よくwikipedia:政治経済学部ってまとめられてるけどね。

民主主義には完璧な平等が必要なわけではないが、市民が共通の生を分かち合うことが必要なのは間違いない。

とのことでした。

*1:昔読んだ本に書いてあったか web の記事だったか、そういう記述を見かけた記憶がある。