た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

空耳の科学

図書館で見かけて手を出した。

空耳の科学~だまされる耳、聞き分ける脳~

空耳の科学~だまされる耳、聞き分ける脳~

ホーム | 横浜市立 横浜サイエンスフロンティア高等学校で興味のある生徒に柏野牧夫 NTT コミュニケーション科学基礎研究所さんが行った講義を収録したもののようです。先生はともかく、生徒の方も変わった生徒で、高校生なのにwikipedia:音速の公式を暗記してたりするんだよね…ある意味OK氏みたいだ。
冒頭で明記してたけど、こーゆー本を読んで勉強したからと言って、耳や聞こえがよくなり空耳も減る、とかいうものではないらしいorz僕の期待は冒頭で打ち砕かれたorzそれでもまぁ一応最後まで読みましたよ。

ある意味、音の世界はすべてが空耳

だそうだ。
いわゆる絶対音感というのは、音大クラスの学生でも「自称…」が多いそうだ。要するに、聞こえた音に対するラベリング能力があるかどうか、ということらしい。
あと、この先生も言ってて僕が声を大にして言いたいのは、耳が悪いから補聴器を使って音を大きくすれば良い、という問題ではない、ということ。確か[読書]声は見た目よりものを言う - たーくんの狂人日記に書いてあったと思うんだけど、声の大きさ・質ウンヌンより相手に届かせたい、という思いがあるかどうか、が大事なんですよ。
音の世界にはIllusion Forum イリュージョンフォーラム 錯聴 知覚的補完 連続聴効果なんていう話もあって、なかなか奥が深そうだ。
とりあえずそんなとこで。

あと、図書館で見かけた本: