ヤバい予測学 ― 「何を買うか」から「いつ死ぬか」まであなたの行動はすべて読まれている
- 作者: エリック・シーゲル,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2013/12/18
- メディア: 単行本
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悪意のある応用を避けるためには、予測分析に何ができるのかを理解しなければならない。
ということで、予測分析*1について語っているわけですな。
でも、機械に予測ができるんなら、そもそもwikipedia:世界金融危機 (2007年-)なんて起こらなかったんじゃないか、と思う。一応本書では、ミクロな危機は予測分析できるが、マクロな危機は話が別(予測が極めて難しい)、と逃げてたが*2。てな訳で素人としては、その根本的なところに疑問が残った。
そえば、こんな話もチラッと出てきた。:バラク・オバマ版『マネーボール』 大統領選勝利の鍵はビッグデータの徹底活用 - ZDNet Japan
「おわりに」では、予測分析が描く2020年1月2日のバラ色の未来を予想していたが、じゃぁ実際どれほど当たっていたか、覚えていたら6年後検証してみよーっと。こういうことができるのが、家の近くに図書館がある利点だし。
あと、訳者あとがきから書き抜き:
同じデータから、まったく違う考察や予測を導き出すこともできる。肝心なのは、データや予測分析そのものではなく、それを使って何をするかだ。
そうだ。
この後、図書館背取りが続く予定。→たまには予定を守ってみるか。