た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

脳の個性を才能にかえる

脳の個性を才能にかえる 子どもの発達障害との向き合い方

脳の個性を才能にかえる 子どもの発達障害との向き合い方

本書のキーワードは(第1章の章題に見えるように)「脳の多様性」で、障害*1を単に障害として捕らえるのではなく、それをどのように活用したら良いか、という視点でつづられています。
最近読んだなんかの本(どれだったか忘れたorz)にも書いてあったけど、わかりやすい例は例えばwikipedia:ディスレクシアなんて、そもそも文字を持たない社会だったら障害になりようがないよね。だから、ある症状が才能と見られるか障害と見られるかは、むしろ社会が決めているんだそうだ。

仕事での成功を確実にする重要な鍵は、ニッチ(居場所)づくり

なんだそうだ。

*1:明言はしてなかったように記憶するが、身体の障害というより精神の障害のように感じられた。ま、日本もようやくそうなりつつあるが、精神と身体の障害はそれほど厳密に区別できるわけではないし。