- 作者: ニーナ・フェドロフ,ナンシー・マリー・ブラウン,難波美帆,小山繁樹
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2013/03/26
- メディア: 単行本
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人口は増えすぎ、そして地球は小さすぎる。
というのは的を射ているが。でもここで論じてたように、そもそも利用されてない廃棄される食料を上手に利用できたとしても地球は狭すぎるんだろうか?
(飢餓の)原因は食糧の配分の不公平によるところが大きいのです。
(世界の食糧難の現状|畜産が飢餓問題(食糧問題)に与える影響より)
副題が「科学者が考える遺伝子組み換え食品」とあるけど、本書に登場する科学者は遺伝子組み換え賛成派の科学者ばかり。慎重意見の科学者だって探せばいると思うんだけどなぁ。
先端の科学技術に関しての見解は、科学者の意見が必ずしも正しいとは言い切れないことはwikipedia:東日本大震災で証明済みだと思うんだけど。彼ら、「想定外」って言い訳してたもんね。ってことは、遺伝子組み換え食品で事故が起こっても「想定外」で済ませられるんだろうか。
図書館では確か朝日新聞の書評に取り上げられた、って書いてあったけど、ググっても見つかるのはhttp://book.asahi.com/book/9784535787117.htmlくらい*1。
そもそも原著は 2004 年の本らしいんだよね。というわけで、例によって読みかけ放置。
あと、返しに行った図書館で読んでた本:
*1:※注:まだあんまり中身ないです。