た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

協力がつくる社会

協力がつくる社会―ペンギンとリヴァイアサン

協力がつくる社会―ペンギンとリヴァイアサン

副題のペンギンというのは、wikipedia:タックスくんのことです。一方の「リヴァイアサン」は、旧来の経済のモデルの代表みたいなもんかなぁ?おそらくwikipedia:リヴァイアサン (ホッブズ)のことだから。
Linux や Wikipedia (あと一つ言及されていたのは、オバマ選挙運動)は、

人間行動を私利私欲に動機づけられたものとして見るのをやめて、むしろ私たちを人間として動かすものとして、もっと細やかで複雑な見方をするようになれば、どんなに効果が上がるかを示す輝く実例

なのだそうだ。
巻末の訳者解説が辛口で興味深かった。
ヨハイ・ベンクラーの『協力がつくる社会:ペンギンとリヴァイアサン』が山形浩生訳で刊行される - YAMDAS現更新履歴 にも書評*1

*1:まぁ、またオラの手抜きどすぇ。