ここより、ゾンビつながり。(確か)訳者による解説によると、ゾンビブームが来てるらしいから。Wikipediaにもwikipedia:ゾンビによる世界の終末なんちゅう項目が出来てるし。
- 作者: ダニエルドレズナー,谷口功一,山田高敬
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2012/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そのゾンビの定義は、
- 人肉に対する欲望を抱く(他のゾンビは食べない)。
- 脳を破壊されない限り、不死身。
- ゾンビに噛まれた人間は、ゾンビになることを避けられない。
だそうだ。
言われてみたらそうなんだが、ヴァンパイアはモテるのにゾンビはモテないね。でも、ゾンビの存在を信じている人の方が多いそうだ。(アメリカ人の好きな)神様よりその存在を信じている人が多いんだって*1。
というわけで、21世紀型の驚異であるゾンビにいかに対処するか、なんて一見どーでも良いことを真面目に論じています。
他の分野でもよく使われる「ヒューリスティック」を「認知的発見法」と説明してたり、「ナッジ」を「そっと背中を押して特定の行為へと駆動すること」と説明してたり、おバカなテーマにしてはそれなりに読み応えはあった。まぁお値段見たら、夏目さん*2二枚と、自分で買うとしたらちょっと考えるお値段ではあるが。
あ、そうだ。国権の最高機関たる国会で「ゾンビ」と発言したのは、民主党が最多なんだって。もっとも議員数を考えるとみんなの党が一番ゾンビ好きらしいが。
*1:調査のやり方にもよるのかもしれないが。
*2:あ、今は野口さんかorzwikipedia:千円紙幣