た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

2100年の科学ライフ

2100年の科学ライフ

2100年の科学ライフ

前作が「不可能の科学」なら、本作は 2100 年というある程度予測可能な近未来について、それまでに実現していそうな世の中を描いています。
でもね…全体的になんかバラ色の未来ばかりが語られていて、そんなにうまくいきゃ世話ないよな、という読後感でした。だいたい、最後の章では72歳のジジイと61歳のババア(もちろん二人とも整形していて、実年齢は見た目ではわからない。)の恋物語を描いているんだけど、22世紀になったとしても人間の寿命には限りがある、という「痛点」(参考)は未来永劫変わらない、と思う。
紹介記事from Aはてブ2100年の科学ライフ - 情報考学 Passion For The Future