加速する肥満

加速する肥満 なぜ太ってはダメなのか

前回に引き続き、おデブの本です。*1
私たちのからだにはこってりした脂肪を含む食品への欲求が備わっているので、そういう食品を創り出した食品会社などを非難しても意味はなく、むしろわれわれ自身の行動を変えていかねばならないそうだ。
でも本書の提案はまとめると、

• 食物繊維の多い緑黄色野菜をたっぷりとる。
• 脂肪のないタンパク質と果物を控えめに
• ナッツ類や種子類（穀物を含む）と卵を少しだけ食べる。
• トランス脂肪酸、精白粉、精製された砂糖は一切口にしてはならない。
• 一日一時間以上、運動すること。

と、そりゃちょっと厳しすぎでないかい？、というものだった。条件を甘くするとそこからどんどん効果が失われてゆくから…という理屈はわかるが、あんまり厳しいとそもそも始められないor始めても三日坊主に終わるのが関の山でしょう。
って、前に書いたように決してスリムとは言い難いオラがワンワン吠えても仕方ないが。
だいたい、食事の量を減らしてツラいのは初めの三日間くらいらしい。同様のことを僕自身の体験から考えると、一日4,5km歩くのがツラいのは初めの一週間くらいかなぁ？
とは言っても歩くのはやっぱりシンドいし、疲れた日なんかはやっぱりラクしたい、と思うのが人情ですよね。だいたい、そういう疲れた日に無理すると事故の元。そういう危険への配慮もあった、とは言い難い。

続いてもう一冊（図書館で読んでた）。

*1:確か本当は、本書が先に目がとまったんだけど、タッチの差で別な人に借りられて、こうなったんだった、と思う。そういうのは図書館の不便なところだけど、別に一刻一秒を争う話じゃないし、読めればいいのだ。