た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

太りゆく人類

太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会 (ハヤカワ・ノンフィクション)

太りゆく人類―肥満遺伝子と過食社会 (ハヤカワ・ノンフィクション)

訳者の名前に見覚えがあるなぁ、と思い、はてなではなく Google で検索したら、この記事が見つかった。てか、自分とこのサイトの記事も見つけられないって、はてな検索ダメダメだorz日本の Google も、本家本元には遠く及ばない、か。
それはさておき、wikipedia:ヒトゲノム計画が提唱されたころは、(がんや心臓病の治療薬はもちろん)肥満の治療薬が見つかるのではないか、と期待されてたらしい。まぁ結局、ヒトゲノム計画で画期的な治療薬が見つかるのでは、という期待は空振りに終わったようですが。(オラは、解析が終了した頃はまだあまり回復してなく、新聞もろくに読んでなかったから、よくわかんないんだけどorz)
wikipedia:肥満税なんてのもあるんだってね。
今日のデジタル書き抜きはこちら。

肥満の直接の原因は過食と運動不足だが、何の足かせもはめられていない大量消費主義が、二十一世紀の肥満の蔓延に拍車をかけている。

要するに、肥満の責任を個人に帰するのでは問題は解決しない、ということだ*1。上で紹介した肥満税のような方策は、一つのやり方ではある*2
ちなみにBMI 計算(自動)方法で計算したところ、僕の過去の BMI の最大値は 29.0 orz 明らかに太りすぎでしたね。ま、今も 23.2 だから、スリムだ、とは決して言えないんだけど。

*1:同様の理屈を、僕が経験した交通事故にも援用してみたいが、まぁまた次の機会に。

*2:一つの方策、とお茶を濁したのは、税のような形でお金をとることにより、「カネ払えば(太っても)ええんやろ。」という開き直りを産む可能性が大きいんですよね。それがお金の限界でもある。