た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

死体は見世物か

死体は見世物か―「人体の不思議展」をめぐって

死体は見世物か―「人体の不思議展」をめぐって

図書館で読む本探してたら、本書のあとがきでレッドマーケット - たーくんの狂人日記 に言及してたのが目に留まり(引用箇所は

レッドマーケットには、人体が必ず社会の下の階層から上の階層へと動いていくという、不愉快な社会側面がある。

で、僕の印象に残った個所とは違ったりするが。)、借りて読んでみました。
wikipedia:人体の不思議展を告発する本で、筆者の立場は、

死体標本の一般公開自体が人間の尊厳を冒しているので、外国産か国産に限らず禁止すべきである。

というもので、私もまぁ同意できますね。僕は見に行ったことはない(と思う)けど、気持ち悪くないんだろうか。また、仮に気持ち悪くはないとしても、やっぱり死者に対する敬意は感じられない。*1

死者の尊厳を守ることが、生者の人権を守る。

ことにつながるそうですから。
あと、これに関連してwikipedia:献体の話もちょっとあった。
てな感じで。今日図書館でまた別な本を見つけたから、本書はこの辺で。→まぁ、その本は既に借りられていたりするんだがorz

*1:10/28 削除線追加