た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

熱き探求の日々

熱き探究の日々―DNA二重らせん発見者の記録

熱き探究の日々―DNA二重らせん発見者の記録

先日、ダークレディと呼ばれて - たーくんの狂人日記を読んだので、本書を市の図書館で見かけたときに手が出た。まぁ著者はもう故人だし、20年以上前の本だし、どうかなぁ?とは思ったけど、なかなか面白かった。一応、テーマは「自然選択」だ、と語っていたが、そうでもない気がする。

科学者というものは、おかしなこと*1に興味を持つものらしい。

なんか、クリックさんの父上は、ウィンブルドンにも出たことがあるほどテニスが上手だったそうだ。本人は人並みだったようだけど。
でも、生物屋に言わせると、

物理学者は悪い意味で一般化を追求しすぎ

ているそうだ。おっしゃる通りで。ハイ、すいません。
ま、物理屋は一般的に成り立つ法則を見つけたがるものですが、

生物学で見いだされるのは仕組みである。

だそうですから。

*1:ここでとりあげられていたのは、その日の夕食のメニューが知りたくて台所に直行して鍋の蓋をあけた、というエピソード。なんか、OK 君辺りはやりそうだ。とか書いてたら、見っかったら怒られるかな?