た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

悩ましい翻訳語

悩ましい翻訳語―科学用語の由来と誤訳

悩ましい翻訳語―科学用語の由来と誤訳

図書館を歩いていて目に留まり、読んでみた。

本書の目的は、他人の誤訳や失敗をあげつらうことではなく、一つの訳語決定の背景にどれだけ面倒な問題があるかを知ってもらいたいという思いで、半ば、翻訳者の自己弁護である。

そうだ。
どんな言葉が取り上げられているかは、出版社のサイトの目次をどうぞ。
そうだ、そうだ!と思ったのはこちら。

近頃ではシンプルやスリムなど、適切な日本語がいくらでもあるような言葉までカタカナにする傾向は、日本語のために好ましいとは言いがたい。

ま、一応読みましたよ、という記録ですね。図書館で別な読みたい本を見つけたので*1、この辺で。
ちなみにhatenaで見つかるのは、↓の書評。
2010-01-29

*1:その本はもう借りられていたりするんだがorz