- 作者: 高木仁三郎,関曠野
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2011/10/01
- メディア: 単行本
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こちらの方がおっしゃっているように、
福島原発事故後に言われているような論点のほとんどは、実はこの時から既に言われていた
ようだ。
原子力の問題の構造的な欠陥として、「臭いものに蓋をする」姿勢があると思う。核廃棄物の問題にしても、大昔は(何らかの反応で)無害なものに変換して廃棄する、とか言ってたような気がするが、結局それは実現の見込みがなく、穴掘って埋める、という方向に向かいつつある。いつだったか、アメリカと共同でモンゴルに穴掘って埋める、とか言う話まで出てたし(モンゴル人はいい迷惑だ)。原発再稼働、とか言ってる人は、そういうことまでちゃんと考えているのだろうか。